今日の進歩を話そう!2023/1/26

2023/1/26
 

こんにちは。りょういちです。私は日本の京都大学の博士課程に所属して、意識の発達の研究をしています。現在は、訪問研究員としてオーストラリアのモナッシュ大学に滞在しています。このブログでは、私の日々の研究や生活の記録を書いています。構成は3部構造になっており、①研究について、②筋トレについて、③生活・考えたことについて、書いています。

まず、研究についてです。今日は11時半から仕事を始めました。私は一日の仕事は6-8時間に収めるようにしています。今日もまずは、今日のスケジュールを決めました。午前の2時間は、レジレポのリバイズとリバタルを書きました。今回は、仮説検証に用いたモデルの推定値をどうやって決めたのかと、ベイズファクターのシミュレーション方法をもっと詳しく説明して、と2点指摘がありました。この回答案と修正案を書きました。明日共同研究者とミーティングをしようと思います。次に再投稿したらアクセプトになると思います。その後は、editageグラントを書き進めました。けっこう書いたかなと思っていたけど、1000 wordsでまだ規定の半分くらいの分量なので、1900 wordsは書こうと思います。お昼の2時間もeditageグラントを書き進めました。その後、事務員さんに教えてもらった民間研究費の使用方法が、正しいかったので、そについての返信をしました。京大では、教職員は大学が研究費を管理するけど、それ以外は、個人管理になるとのことでした。助成金機関が大学が管理するように指定した場合には、京大に管理してもらうことになりそうです。研究費使用のミスは、のちのち大事になる可能性があるので、慎重に管理する必要があります。レジレポが次でアクセプトになると思うので、そのタイミングで100~150万円が振り込まれるのかもしれません。午後の2時間は、日本の研究室のゼミに参加しました。今週のゼミは、先週と同様に、ゲストスピーカーの話を聞きました。今日のテーマは、吃音と実行機能の関係についてでした。とても勉強になりました。今日のスピーカーの角田さんも、3月の宮古島の研究会でお話をしてくれるので、ぜひご参加ください!

つぎに、筋トレについてです。今日のゼミが18時半に終わって、帰りが遅くなったので、今日は筋トレしませんでした。バーベルスクワットは明日する予定です。土曜日にまた海に行くことになったので、土日もお休みになると思います。

最後に、生活と考えたことについてです。しつこくてすいません。情熱について考えていました。昨日の夜中にいろいろと文字化したので、それを紹介します。研究者を志すようになったプロセスです。ツイッターの文章を丁寧語に直しただけです。今振り返ると、研究者になろうかなと、ちゃんと決めたのは、22-3歳、学部3年生の時、フランス留学中でした。大学は、理学部に入ったけど、教養学部に転学しました。高校卒業時は、18年生きたぐらいで、進路なんかきめらんねーよ、と思っていて、とりあえず進路希望は東大理一と言ってごまかしていました。そんな学力もなかったので、普通に勉強不足で現役受験は失敗しました。今は研究やってるけど、中高生の時は、将来のことなんかちゃんと考えられなかったです。当時の恋人は看護師になりたいと小中からずっと言っていて、すごいな、と思っていました。実際に現在は看護師になっているので、本当にすごいです。その人さえいてくれれば、将来なんかどうでもいいやと当時は思っていました。私は田舎で育ちました。夜空はすごくきれいでした。当時は、もっと広い世界を見てみたい。なんかおもしろいことをやってみたい。自分の世界を広げたい。としか、思っていなかったです。それは、今に繋がっていると思います。だから、未来に対してはけっこう楽観的だし、新しい環境じゃないと気が済まないです。子どもの時から人に話しかけるのと感情のコントロールがすごく苦手でした。トイレに行きたいが言えなかった。
台所のガラスドア上手く開かなくて蹴り割って足をざっくり切ってしまった。すぐ手を出してしまって、放課後になんども手土産をもって謝りにいった。授業中に黙って座っていられなかった。集団登下校もふらふらいなくなってしまった。宿題もやる意味がわからなかったからやらずに、居残りしていた。整理整頓ができなくて、忘れ物が多くて、連絡帳が書けなくて、プリントはほとんど机の中にあって、ずっと通知表に書かれた。親も先生も大変だっただろうし、だからいつも怒ってたんだなと思います。上記は小中学生の時のエピソードだけど、さすがに怒られるたびに、直そうと思ったけど、できないものはできなかったです。自分の行動なのに、自分でコントロールできない。本当は怒られたくないけど、怒られることをしてしまう。すごく悲しいし、情けない。やっちゃったあとに罪悪感でいっぱいになりました。子どもはやっちゃったあとはちゃんと冷静です。怒られるのもわかっている。なんで?と聞かれても、わからない。怖いから、声が出ない。何を言っても、言い訳するなと、怒られる。何か言わないと、黙るなと、怒られる。泣いたら、泣くなと、怒られる。そしてそのあとは、みんなの機嫌が悪い。使える部屋がご飯食べる部屋と寝る部屋の2つしかなかった。みんなが同じ部屋で寝る。怒っている人・機嫌が悪い人は音が怖い。起きていることがばれると絡まれるかもしれないから、息を殺して寝たふりをする。不安で寝れない時は、天井の模様が動いて見えた。おもらしもなかなか卒業できなかった。私の子どもの時の記憶は情けなさと罪悪感しかないです。そうなると、子どもながらに、生きるってなんだろう、と考えます。自分の生きる意味ってなんだろう。こんなことがずっと続く人生なんだろうか。そんな人生なら早く終わってほしい。しんどいし、いつか終わるのに、なぜ生きないといけないのか。そんなことは、同級生や大人には伝わらない。そんな葛藤があっても、日常生活はできる。ばかばことを言ったり、やったり、して、同級生は笑わせておけばいい、中高生くらいになれば、大人が求めていることなんかわかるから、親や先生はいい感じに合わせればいい。思考と行動なんか同じわけがない。だけど、そこに進路選択が加わると、もうキャパオーバーだった。なんのために生きたいか、それが決まらないと、進路は決められなかった。それを整理するために、浪人の1年が必要だった。①自分と同じ思いする子ども、悲しい思いをする子どもがいなくなってほしい。そのために何かしたい。だから、子どものカウンセラーになりたい。心理学を学んでみたい。と思いました。②なぜ自分の感情や思考はコントロールできないんだろう。どんなときに感情や思考と行動は乖離するんだろう。どうして知覚は歪んだんだろう。これがわからないと私や子どもの不安や苦しみな無くならない。だから、心理学の中でも、認知や知覚の心理学を学びたい。発達と臨床も。脳も大事かもしれない。脳も勉強したいと思いました。③やっぱり生きるってなんだろう。どうせ死ぬのに生きる意味はなんだろう。どうして、私は、この問いを考えずにいられないのだろう。は、そのまま残った。だから、哲学を学んでみたいと思いました。特に、存在論現象学。たから、大学では、哲学と心理学、神経科学の授業を自由に受けられるように、国際教養学に移りました。学部では、①子どもと②心理学が直近の目標だったけど、大学院に入ってから、③意識が根源的な問題なんじゃないかと、思うようになりました。だから今は、実証研究と発達研究から意識の問いに挑んでいます。だから、子どもが生きやすい社会になってほしいと心から願うし、研究で貢献したいと思っています。ちなみにカウンセラーは私には難しすぎたので、諦めました。いろいろ整理ができたんだけど、情熱はどの部分を説明するかがわかりません。あるいは、このプロセス自体が情熱だろうか。と情熱ってなんだろうを考えているうちに、私の今までを振り返りました。

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今日の進歩を話そう!2023/1/25

2023/1/25

 

こんにちは。りょういちです。私は日本の京都大学の博士課程に所属して、意識の発達の研究をしています。現在は、訪問研究員としてオーストラリアのモナッシュ大学に滞在しています。このブログでは、私の日々の研究や生活の記録を書いています。構成は3部構造になっており、①研究について、②筋トレについて、③生活・考えたことについて、書いています。

まず、研究についてです。今日は11時から仕事を始めました。今日もまずは、今日のスケジュールを決めました。今日の朝は、投稿していたレジレポの査読結果が着ました。マイナーリビジョンでした。今回の査読は、査読者とのやりとりというよりは、編集者とのやりとりを2回繰り返してきました。査読者からのコメントはすべて満足とのことですが、最後に編集者からのマイナーリビジョンという感じです。分析の仮説のモデルの変数の推定の説明を書いてほしいとのことです。あともう少しですね。でもまだ半分です。。。午前の2時間は、査読結果を共同研究者へ伝えて、返答書とリバイズ用のgoogle documentを準備しました。私は論文や申請書は基本的に、グーグルドキュメントで書いて、共同研究者に直接直すか、サジェストしてもらいます。その方が同時進行で進めやすいからです。マイクロソフトはほぼ使わないですね。研究発表もグーグルスライドで作って発表して、資料のURLをそのままシェアします。今日はその原本を作りました。早速回答の案を書きました。そのあとは、研究室の修士生とすこしやり取りをしました。京大の心理系の院生向けに、学振セミナーを開こうかと考えています。その理由の一つには、私の研究室の修士生に縦と横のつながりを作ってほしいからです。孤独に研究をしたい人はそうすればよいですが、研究は別に一人でやる必要なんかないし、研究テーマは違っても研究者の仲間は助け合える重要な存在です。大変さを共有できるし、研究室のぐちは、研究室外の人じゃないと話せないと思います。そういうきっかけを作るのも、ちょっとした先輩の役割だと思います。こんな時だけ先輩づらをしますが、基本的には上下関係なんか関係ない研究同僚、あるいは、研究仲間です。午後の2時間は、研究以外の事務手続きをしました。ASSCの研究助成金をもらうことになりますが、学振の規定では、京大に管理してもらう必要があります。そのやり方がわからないので、外部資金掛に問い合わせました。私の知る限りでは、私の対応をしてくれる事務員さんはみなさんとても仕事が早くて正確で、親切です。すぐに返信があり、個人で管理しても良いそうです。ちょっと矛盾している気がするので、明日また確認してみます。生活費に関する助成金は個人管理だけど、研究費は大学管理になるんじゃないかなと思います。その問い合わせをしている間に、3月にアメリカに行くSRCDの参加費100ドルを払って、学会のプログラムと私が発表することを証明する時間と場所が書いてある書類、学会会場が書いてある書類を準備しました。ちょっとぼけっとしているうちに、午後の2時間になってしまいました。今日はちょっと気分が落ち込んでいて、なかなか仕事に集中ができませんでした。研究費はもう使い果たしたので、いろんなお金をもらっているので、大丈夫ですが、参加費は自分で払いました。少しでも研究を進めるために、1つのオンライン実験のプログラムは完成しているので、もう1つの実験の教示を修正しました。

つぎに、筋トレについてです。今日も、80%5回のメニューです。今日は、デッドリフトと懸垂、ディップスをやりました。デッドリフトは、20kg10回と60kg8回、100kg1回をウォーミングアップとして、120kg5回3セットをメインセットとして行いました。ちょっと右腰に違和感がありましたが、痛いというほどではありませんでした。懸垂とディップスは、20kg10回と30kg8回、40kg1回をウォーミングアップとして、55kg5回3セットをメインセットとして行いました。デッドリフト中に、ねえねえ、その腕に着けているやついくらするの?と声をかけられました。握力をサポートするギアです。40-50ドルくらいするよ。いやー、1レップで持てなくなるんだよね。チョークは試したことある?あれあれ。やってみるよ。というやり取りをしました。私に貸してほしかったのかな。値段が高かったかな。巻くタイプのやつはもっと安いから、それを言えばよかったな。バーに重りをつける時も、浮かせるための道具を使ってなかったから、やり始めたばかりなんだろうな。もっといろいろ教えればよかったな。英語も社会性も、向社会的行動も俺はできないな。とか、いろいろ考えてしまって、そのあとすれ違うときに、気まずかったです。でも、筋トレ楽しんでくれたら良いですね。

最後に、生活と考えたことについてです。今週は少しずつ気持ちが落ちています。私はけっこう、気持ちというかモチベーションの波があるので、今は波がベースよりも下にある時期です。落ち込んでいるというよりも、落ち着いているというのが、正確かもしれません。こういう時は、人に会うのと人と話すのが、すごく疲れてしまうのと、予期疲れもしてしまいます。すこし活動のペースを下げようと思います。

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今日の進歩を話そう!2023/1/24

2023/1/24

こんにちは。りょういちです。私は日本の京都大学の博士課程に所属して、意識の発達の研究をしています。現在は、訪問研究員としてオーストラリアのモナッシュ大学に滞在しています。このブログでは、私の日々の研究や生活の記録を書いています。構成は3部構造になっており、①研究について、②筋トレについて、③生活・考えたことについて、書いています。

まず、研究についてです。今日は10時半から仕事を始めました。まずは、今日のスケジュールを決めました。午前の2時間は、学振以外の研究助成金をもらうことに関して、学振の規定を確認しました。先日、私はASSCのレジレポグラントに採用されました。初めての民間研究費ですし、外資なので、いろいろと確認をしながら、手続きをする必要があります。約290万円の予算申請が通ったので、研究がやりやすくなります。逆に、この研究費が使えなくなってしまうと、この研究プロジェクトができなくなってしまうので、確実に慎重に手続きをする必要があります。ちなみに学振でもらっている研究費は今年度は90万円で来年度が80万円です。1回の海外学会参加で約30万円使うし、オンラインのリクルート会社を使うと約40万円使うので、ほとんどお金がありません。学振には研究専念義務があります。昔は副業も禁止でした。しかし最近では、研究遂行に支障がなければ、オッケーという感じになっています。支障がないってどうやって判断するの?と思いますが、それは、受け入れ研究者が承諾したら良いことになっています。報酬の受け取りについても同様のルールがあります。講演会での謝金や非常勤講師、リサーチアシスタントの給料もすべて承認と報告書が必要です。とてもめんどうくさいですが、今のところはしょうがないですね。昔に比べたらだいぶ自由になっているようです。その後、来月締め切りの国際学会の発表アブストを準備しました。私は2週間前には、指導教員兼共同研究者にチェックしてもらい、1週間前には、共同研究者に、これで出そうと思うけど良いですか?と送ってすこし修正する時間を作ってから、投稿します。今週中には完成させるつもりです。過去に発表したものがあるので、すこし修正しようと思います。お昼の2時間は、実験の修正を行いました。教示の画像の画質が悪い、教示を戻れるようにした方が良い、練習の刺激が短い、練習の回答のフィードバックが変、親がパソコンの設定をするから漢字使っても良い、などなど、そこまでいうならもうやってくれよ!と思いつつ、俺の研究だしなあ、言われていることど正論だなあ、やるしかないなあ、と修正しました。前回失敗した、教示を戻る方法について、解決策を見つけて、うまく作ることができました。我々研究者の強みは、とりあえず求められた最低限のものは自分で調べて作れるところだと思います。プログラミングもシミュレーションも、私は苦手で、なんで俺がこんなことを。。。と思ってやってみますが、なんだかんだできてしまいます。実験課題は2つあるのですが、そのうちの1つが直し終わりました。もう1つは、同じように直せば良いので、明日には終わると思います。毎日しっかりとシンポがあるように仕事をすれば、着実に進むんだなと思います。

つぎに、筋トレについてです。今日からは、80%5回のメニューです。今日は、ミリタリーショルダープレスとベンチプレス、バーベルカール、スタンディングスカルクラッシャーをやりました。ショルダープレスは、15kg10回と25kg8回、30kg1回をウォーミングアップとして、35kg5回3セットをメインセットとして行いました。ベンチプレスは、20kg10回と50kg8回、70kg1回をウォーミングアップとして、80kg5回3セットをメインセットとして行いました。スカルクラッシャーは、15kg10回、20kg8回をウォーミングアップとして、30kg5回3セットをメインセットとして行いました。バーベルカールは、15kg8回をウォーミングアップとして、25kg5回3セットをメインセットとして行いました。今日はすこし余裕があるメニューでした。明日は、残りの部位をトレーニングします。

最後に、生活と考えたことについてです。昨日、私の研究や筋トレのモチベーションについてすこし紹介しましたが、そのあとずっと考えています。特に、情熱ってなんだろう。研究や筋トレ、人生に情熱は必要なのだろうか。について、考えています。まず、私は、人が報告する行動のモチベーションや理由について、あまり信じていません。後付けで理由はいろいろ変わりますし、だいたいみんなかっこつけたことを言っていると思うからです。もちろん、自分の行動や人生に一貫性を持たせるために、自分を分析する際に、理由や情熱を考えることは重要です。だけど、それは行動を振り返って理由付けしているので、行動の前や行動中に本当に感じていたことではないからです。それをかっこつけて、行動を始める前で悩んでいる状況の人に、あたかも自分は一貫していたかのように、アドバイスをするのは、誠実ではないと思います。あと私は心理学者なので、計測できない構成概念は、よくわからないです。いくらでも、情熱はあると言える。だからこそ、その情熱は一貫して行動に表れているかを観察する必要があるのかなと思います。でも、情熱がない私の人生はつまらなくてさびしいものなのかもしれないなあ、とも思います。

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今日の進歩を話そう!2023/1/23

2023/1/23

こんにちは。りょういちです。私は日本の京都大学の博士課程に所属して、意識の発達の研究をしています。現在は、訪問研究員としてオーストラリアのモナッシュ大学に滞在しています。このブログでは、私の日々の研究や生活の記録を書いています。構成は3部構造になっており、①研究について、②筋トレについて、③生活・考えたことについて、書いています。

まず、研究についてです。今日は11時半から仕事を始めました。まずは、今日のスケジュールを決めました。午前の2時間は、現在執筆中のプレレジ原稿を2本に取り組みました。1本目は、原稿のアブストを修正して、方法セクションの刺激の視野角を計算して記入しました。視覚実験では、目に入る刺激の大きさは、モニターからの距離によっても変わります。したがって、刺激の大きさはcmやピクセルでは書かずに、視野角dvaで書くことが多いです。だいたい、モニターからの距離が57cmならcmがdvaになるので、57cmや60cmがよく使われます。2本目は、仮説と解析方法の詳細を決めました。仮説を設定するためには、こんな感じになりそうだ、というのを文に直す必要があります。さらにそれが、実験の結果の解析から白黒はっきりできるように設定する必要があります。ビシッとした仮説を立てるのも、わたしにはまだなかなか難しいです。先行研究から導くことができる場合には、仮説検証型にしますし、先行研究が無くて予測ができない場合には、探索型にします。よく仮説が支持されなくて、考察に困ってしまう人がいると聞きますが、そこまで自信満々に仮説通りになるかは、予備実験で確認する必要があると思いますし、対立仮説が支持されなかったとしたらのストーリーも実験前に考えておく必要があると思います。私は、2つの仮説の可能性があるなら、仮説Aが正しいなら結果A’になるし、仮説Bが正しいなら結果B’になると書くようにしています。準備した仮説が支持されなかったら、それは何を意味するかも研究計画のときに考えると良いですね。2本目のプレレジ原稿もだいたい完成しました。お昼の1時間は、新しい実験のデモを3つ準備しました。私は実験を考えるのが好きで、すぐにいろいろ思いつきます。こんなのやったらおもしろいかもしれないと先に実験を思いついて、子どもだったらどんな結果になるか、関連する先行研究にはどんなものがあるか、を考えます。アイデアで終わってしまうこともあるのですが、最近は思いついた実験は簡単に先行研究を調べてプレレジを書くようにしています。午後は、意識研究会の定例会に参加しました。他のメンバーの研究発表を聞いたあとに、すこし雑談をして、私の実験をいくつか共有して、アドバイスをもらいました。私のアイデアはだいぶ粗いので、知覚実験が専門の人にいろいろつっこみを入れてもらう必要があります。まだまだブラッシュアップが必要だよと言われたので、さらに良くなるのが楽しみです。ただし、私の技術の限界はあるので、それ以上は他の研究者にやってもらいところでもあります。夕方に、editageグラントを書き進めました。

つぎに、筋トレについてです。今日も、筋トレはお休みしました。代わりに1/21の筋トレを紹介します。21日のメニューは、バーベルスクワットと懸垂、ディップス、デッドリフトでした。バーベルスクワットは、20kgを10回、60kgを8回、90kgを3回、110kgを1回、をウォーミングアップとして行い、117.5kgを3回3セットをメインセットとして行いました。ボトムからの踏ん張りの際に重心がすこし左に寄りました。懸垂とディップスは、20kgを8回、40kgを3回、60kgを3回2セットやって、補助がぜんぜん機能していなかったので、自重78kgで3回1セット行いました。自重でもセットが組めるようになりました。今後はすこし重りをつけ始めようと思います。デッドリフトは、20kgを10回、60kgを8回、100kgを3回、120kgを1回、をウォーミングアップとして行い、130kgを1回、2回、1回をメインセットとして行いました。右腰の筋膜が引っ張られて熱いような痛みがあり、1回ずつにしました。スクワットの際に、左にちょっと寄ることで、右腰のじん帯か筋肉が引っ張られて痛むのだと思います。身体のバランスにも気をつけようと思います。

最後に、生活と考えたことについてです。今日は、私の研究や筋トレのモチベーションについてすこし紹介します。私は比較的研究を好きな方だし。楽しんでやっていると思います。私は素手頃のけんかが好きです。飾り物なしのガチンコみたいな感じです。研究では、自分の頭がアイデアを生み出せるかを試されるし、筋トレでは、自分の身体が力を生み出せるかを試されます。そういう感じで、自分を試し続けるのが、私の生きている時間を埋め合わせるのに、なんか良いなと思っています。楽しいとか好きとかではないかもしれませんね。

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2023/1/20の活動報告

2023/1/20

 

こんにちは。りょういちです。私は日本の京都大学の博士課程に所属して、意識の発達の研究をしています。現在は、訪問研究員としてオーストラリアのモナッシュ大学に滞在しています。このブログでは、私の日々の研究や生活の記録を書いています。構成は3部構造になっており、①研究について、②筋トレについて、③生活・考えたことについて、書いています。

 

まず、研究についてです。今日も昨日と同じく、12時半から仕事を始めました。木曜日に研究室ミーティングを掛け持ちしているので、その疲れがあり、金曜日は朝起きるのが遅くなります。今日もいつも通りに、まず一日の仕事の予定を立てました。最初の15分は、グーグルカレンダーに、一日の予定を書き込みました。12時45分から、日本の研究室のジャーナルクラブに参加しました。今日の論文は、仲間外れの認知が農家の子どもと遊牧民の子どもで異なるという内容でした。その後、オンライン実験のプログラムを修正しました。昨日、いろいろとフィードバックをもらい、それに沿って修正をしています。まず、教示を戻れるようにしようとしました。私は今回の実験ではPsychPy Builderを使って実験を作りました。私が行うような簡単な実験なら、コードを書くよりも便利だからです。しかしながら、問題点があります。PsychoPy Builderでは、逆戻りができないのです。例えば、実験の説明を読んでいる際に、前の部分に戻りたいとき、戻れないのです。一回で教示を覚えろよと思うかもしれませんが、けっこう忘れるものです。さらに私の実験は子どもが対象なので、できるだけ、実験に集中できるように、認知負荷を減らしたいです。対面実験なら、その場で、パワポで説明ができますが、オンライン実験なので、余計な手間とファイルは極力無い方が良いです。うまい方法を見つけたのですが、再現しても、私のPCではうまくできなかったです。実験でわからないことがある際には、だいたい日本語の解決サイトは無いので、英語で調べます。今回はYouTube とPsychoPyの質問サイトで同じような回答があったので、たぶんその方法がベターだと思います。私は土日には、嫌な仕事はしないので、来週の月曜日に、もう一度試してみようと思います。一応、それがだめだった時のためのアイデアも考え着いたし、この問題はそんなにこだわる必要はありません。どんどん進めていきます。私は現在、フル論文1本とレジレポステージ1が査読中です。他には、今作っている実験のプレレジは書き終え、新しい実験のプレレジを書いています。論文以外には、今月締め切りの研究助成金が2つと、来月締め切りの国際学会発表のアブストを書いています。クオリティーはまだまだ甘いですが、書き方がなんとなくわかってきて、書くのが早くなった気がします。さらに、私の指導教員がさらに、読み書きが早いので、私の研究もどんどん進んでいます。

 

つぎに、筋トレについてです。今日も、筋トレはお休みしました。プログラミングやコードを書いていると、時間を忘れてしまうので、すこし帰りが遅くなってしまいました。あと、全体的に元気がなくなるので、今日は心身ともに休めました。

 

最後に、生活と考えたことについてです。今日は、私がやっている、Writing Recordについて紹介します。単純に、毎日のライティングのワード数を記録することです。これは、「できる研究者の論文生産技術/論文作成メソッド」でお馴染みのシルヴィア博士が紹介していたものです。「毎日コツコツではなく、自分は気分で書くタイプだ」と言っているうちは、書くことなんか習慣にならないし、たくさん書けないです。書くことをしっかりと生活の一部にして、少しでも毎日書くことが大事です。それをモチベートするために、いろんな工夫があります。その一つが、このWriting Recordです。私の知っている人も、「やる気とか関係ないからとりあえず書いて」と言ってるし、余談ですが、「日本語と英語は違うから、本と論文は同時に書けるよ」とも言っていました。私は実験を考えるのが好きですが、その次に書くのが好きです。実験プログラミングや解析は一番嫌なので、誰かにやってほしいですね。

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2023/1/19の活動報告

2023/1/19

こんにちは。りょういちです。私は日本の京都大学の博士課程に所属して、意識の発達の研究をしています。現在は、訪問研究員としてオーストラリアのモナッシュ大学に滞在しています。このブログでは、私の日々の研究や生活の記録を書いています。構成は3部構造になっており、①研究について、②筋トレについて、③生活・考えたことについて、書いています。今日は、短めに①のみです。

まず、研究についてです。今日もいつも通りに、まず一日の仕事の予定を立てました。いつも、仕事の最初の30分は、グーグルカレンダーに、一日の予定を書き込みます。今日は遅めのスタートで、12時に研究室で仕事を始めました。まず、昨日来た助成金の採択メールにお礼と助成金を受ける意思があることをメールしました。次に、京大での海外助成金の使用法について、問い合わせました。今回の助成金アメリカドルでもらいますが、日本円で290万円の予算申請が通りました。学振DC2は、4つくらいの実験を2年で170万円なので、ぜんぜん足りないですが、今回の助成金は一つのプロジェクトに290万円使えるので、余裕がありそうです。メールの返信をしたあとは、プレレジ原稿のフィードバックをもらったので、細かい部分を修正して、共同研究者兼指導教員に確認してもらい、アブストだけすこし直せばオッケーになりました。しかし、情報量が足りないから、論文にする際に、情報を追加する必要がありそうです。完成度の高いイントロを書くのはなかなか難しいです。実験も完成したので、共同研究者兼指導教員に送って、確認してもらいました。私はそのあいだに、オーストラリアの研究室のミーティングに参加しました。実験に関しては、すぐにフィードバックがあり、まだわかりにくいから修正することになりました。この実験が完成して、まずは大人で予備実験をして、子どもで予備実験をして、プレレジを登録して、大人と子どもの本実験をする、という流れになります。私は過去のプレレジで、原稿が完成してすぐに、登録したけど、予備実験でうまくいかなかったことがあります。したがって、しっかりと予備実験をしてから、プレレジをするのも大事です。オーストラリアの研究室のミーティングでは、最近の色クオリアの構造解析の話、日本のミーティングでも、最近の赤ちゃんの自発運動の話を聞きました。たぶん、両者は組み合わせることが可能だし、意識の発達研究にすごく貢献すると思います。またいろんなアイデアが湧いてきました。

つぎに、筋トレについてです。今日は、筋トレはお休みです。

最後に、生活と考えたことについてです。私は、緊急時以外はメールにすぐには返信しないようにしています。2日以内には返信しますが、その日の予定は決まっているので、新しく入ってきたタスクは、メールを含めて、次の日のタスクに振り分けます。私は毎日、勤務時間に、Activity Logを書いています。こんな感じで、その時間に何をしたのかと優先度が、わかるようにしています。



 

2023/1/18の活動報告

2023/1/18

こんにちは。りょういちです。私は日本の京都大学の博士課程に所属して、意識の発達の研究をしています。現在は、訪問研究員としてオーストラリアのモナッシュ大学に滞在しています。このブログでは、私の日々の研究や生活の記録を書いています。構成は3部構造になっており、①研究について、②筋トレについて、③生活・考えたことについて、書いています。

まず、研究についてです。今日もいつも通りに、まず一日の仕事の予定を立てました。いつも、仕事の最初の30分は、グーグルカレンダーに、一日の予定を書き込みます。今日は、朝起きてメールを見ると、2つ重要な通知がありました。1つは、ASSCのレジレポグラントのアクセプト通知でした。もう1つは、先日投稿した論文原稿のプレプリントの公開通知でした。この2つのニュースを聞くと、私がめっちゃオープンサイエンスを意識していることがわかるかもしれません。実際はオープンサイエンスをめっちゃ意識しているけど、まだちゃんと実績になっていないです。現実的な問題としては、やはり慣れていないと、レジレポは1.5~2.0の時間と労力を使います。私の場合には、博士課程修了要件に原著ジャーナル論文が2本パブリッシュと1本アクセプトなので、時間的な制限があります。ですので、現在査読中の論文2つ、うち一つは、レジレポのステージ1はパブリッシュを目指し、今準備している研究はアクセプトを目指しています。理想をいうと、今もう1つ準備している研究もアクセプトに間に合わせたいです。脳活動計測の研究はアクセプトに間に合わないと思いますが、博論に必要な要素なので、論文のサブミットを目指します。朝の2時間は、上記の2つのことを共同研究者やSNSに報告しました。その後、4本目の論文のイントロを補強して、解析方法を決めました。3要因のANOVAを使う予定です。メタ認知の指標はmeta-d’を使う予定です。お昼の2時間は、オンライン実験の全体と課題の教示と練習、本番をすべて組み合わせました。これで実際に実験をする準備はできました。私はオンライン知覚実験を行うので、できるだけ実験環境の統制が必要です。これがなかなか難しいし、ぜったいに査読者にしつこくつっこまれるのが目に見えています。そういったリスクがあるのですが、やはりオンラインで多くのデータを収集することは、このコロナ禍のご時世で、実験を止めないために、重要な方法だと思います。実験参加者は、別にパソコンが詳しいわけではないので、リフレッシュレートや解像度、画面サイズの設定の方法を説明するための説明書を作成しました。マックPCは、リフレッシュレートが設定できないようで、今回はWindowsのみで行う予定です。午後の2時間は、editageグラントの初稿を完成させました。研究のビジョンや自己アピールを自由に書くのは、私はけっこう得意です。今回は英語で2000wordsなので、先に日本語でアウトラインを考えて、英語に翻訳しました。5月に学振PDや海外学振を申請するので、そこに繋がるように、論を組み立てながら、文章を考えました。どんなできごとや業績も、考え方によっては、繋がっているように、書く・話すことができます。

つぎに、筋トレについてです。今日からは、マックス90%を3回3セットでした。今日はちょっと遅めにジムに行ったので、人が多くて、なかなか自由に器具を使うことができませんでした。最初に、ベンチプレスを90kgを行いました。1セット目は3回、2セット目は2回、3セット目は1回、でつぶれました。前回は87.5kgを3セットをフルセットできました。90kg3セットが今の限界かもしれません。次回も引き続き90kgでセットを組みます。ミリタリーショルダープレスは、47.5kgで3セット目の3回目が上がりませんでした。おしい!!多分気を抜いたのだと思います。次回も47.5kgにチャレンジします。スタンディングスカルクラッシャーとバーベルカールは32.5kgを3セットできました。次回は35kgでセットを組みます。バーベルスクワットとデッドリフト、懸垂、ディップスは、明後日やります。明日は、5時から日本のゼミに参加するので、帰るのが遅くなりそうなので、筋トレはお休みします。

最後に、生活と考えたことについてです。今日プレプリントが公開された研究は、ちょうど3年前に始めたもの、もっというと、M1で最初に始めた研究です。3年かかってやっと、論文を投稿することができました。これからさらに、査読とリバイズで、半年から1年、それ以上かも、かかります。今査読中のレジレポもM2で始めた研究ですが、まだレジレポのステージ1の段階です。研究は時間がかかります。時間がかかるのはしょうがないので、どんどん実験をして、論文を書いて、投稿してを、繰り返すのが大事だと思います。1つに3-4年かかっても、連続で毎年ちゃんと論文を投稿していけば、3-4年後には毎年仕事を出している、研究者になります。それを信じてがんばっています。わたしはやっとその波に乗ってきた気がします。これからどんどん私の研究が世に出て行きますよ!

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2023/1/17の活動報告 毎日執筆・執筆量を記録する/オンライン実験の教示の工夫/editageグラント/JST次世代プログラム/助成金

2023/1/17

 

こんにちは。りょういちです。私は日本の京都大学の博士課程に所属して、意識の発達の研究をしています。現在は、訪問研究員としてオーストラリアのモナッシュ大学に滞在しています。このブログでは、私の日々の研究や生活の記録を書いています。構成は3部構造になっており、①研究について、②筋トレについて、③生活・考えたことについて、書いています。

 

まず、研究についてです。今日もいつも通りに、まず一日の仕事の予定を立てました。いつも、仕事の最初の30分は、グーグルカレンダーに、一日の予定を書き込みます。朝の2時間は、3本目の研究論文のイントロと方法は書き終えて、共同研究者に確認してもらっている間に、4本目の研究論文のイントロを書き進めました。内容の詳細は言えませんが、メタ認知の発達について新しい実験と論文を準備しています。毎日執筆をする習慣が大切だと思います。さらに、イントロは実験をする前にできるだけ完成できた方が良いし、実験後に修正すればするほど、後付けの解釈が入ってしまいます。筋の通った研究実践をしていきたいです。イントロのストーリーを一貫させることはとても難しいです。今までのメタ認知の研究をレビューした後に、子どものメタ認知を過小評価している可能性があることを指摘して、こういう条件や状況では、子どもも成人と同様のメタ認知判断ができることを仮説として主張しています。それを示すために、意識の研究で成人が行っている実験課題を応用できることを主張して、本研究の目標を主張します。アウトラインはできても、肉付けすることもまだまだ難しさを感じます。毎日書いたwords数を記録しています。今日は320words書きました。このブログがだいたい、600-700wordsなので、毎日約1000words書いています。自分のシンポを見えるようにすることはとても大事なことです。毎日論文は200words書くことが目標です。お昼の2時間は、2つのオンライン実験の完成版デモが完成しました。オンライン実験なので、できるだけわかりやすい教示をする必要があります。私の実験の場合は、さらに実験者が子どもなので、ひらがなや実験のデモ動画をルール説明として組み込んだりしています。実験者をやったことがある人なら、わかると思いますが、実験参加者は、教示が少しでも読みにくいと読み飛ばします。せっかく1時間くらいやってもらった実験データが使えないこともあります。私たち子どもの実験では、1/3のデータは使えない覚悟が必要です。赤ちゃん研究ならさらに根気が必要でしょう。データが集まりにくいからこそ、子どもたちが一生懸命協力してくれているので、できるだけきれいにデータが残るように実験者側が細かい部分まで準備する必要だあります。午後の2時間は、editageのグラントを書き進めました。細かい研究計画ではなく、研究のビジョンが評価されます。ざっくりした必要事項は、①何が問題か、②なぜ私がやるのか、③お金の使い道、④業績と将来展望、です。これらを2000wordsで書くというものです。私はこういう自由に書くエッセイは好きです。今日は書きながら、自分が今後やりたかったことを思い出しました。最近はできそうでおもしろい研究を実際にやっちゃおうといろいろ準備をしています。しかし、私がポスドクでやるべきことは、今の私ではできないことで、新しい技術と知識を身に着けてやっとチャレンジできること、だと考えています。意識のハードプロブレムをぶっ壊す気はあまりないですが、ハードプロブレムにヒビを入れるようなアイデアが私にはあります。それを思い出しました。やはり、書きながら考える、最初は粗削りで良いから、思いつくことを書くのが、大事だと思いました。

 

つぎに、筋トレについてです。今日もお休みしました。一昨日に、全身をトレーニングしたので、2日休みました。次のセットは、マックス90%を3回3セットなので、心の準備が必要です。今日は筋トレを休んだ代わりに、スーパーで、鶏肉と牛肉を合わせて3kg買いました。

 

最後に、生活と考えたことについてです。今日は、ツイッターで、JSTの次世代支援プログラムについて紹介しました。私たちの代は、お金がもらえるかどうかで、一喜一憂していたので、このプロジェクトのことを知っていますが、今の修士生や社会人の方は知らないかもしれません。私はよく海外の大学院に行った方が良いと言いますが、学振とかJST次世代とか、博士課程でしっかり経済的基盤があるのであれば、日本の博士課程に進学するのも良いと思います。学振の給料はいろいろとめんどくさい手続きがあるので、いっそ、学振は研究費の支給で、JSTは生活費の支給をするように、分けたらどうだろうかと思います。とりあえず、出す権利のある助成金はどんどん出していきましょう。どうせだめだから、なんて言わなくても良いんです。そんなことを言わせる社会的プレッシャーが悪いです。がんばったけどだめだった。良い経験になった。次はきっとうまくいく。とやり続けましょう。

 

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2023/1/16の 研究論文のストーリー/オンライン実験/Naturalistic Dualism/博士課程のお金情報

2023/1/16

こんにちは。りょういちです。私は日本の京都大学の博士課程に所属して、意識の発達の研究をしています。現在は、訪問研究員としてオーストラリアのモナッシュ大学に滞在しています。このブログでは、私の日々の研究や生活の記録を書いています。構成は3部構造になっており、①研究について、②筋トレについて、③生活・考えたことについて、書いています。

まず、研究についてです。今日は、まず一日の仕事のスケジュールを立てました。いつも、仕事の最初の30分は、グーグルカレンダーに、その時間に何をやるかを、書き込みます。朝の2時間は、これから実験を始める研究論文のイントロダクションと方法を書き終えました。その後、共同研究者兼指導教員に原稿を送りました。私は実験論文は、実験後の結果に合わせたストーリーではなく、実験前の仮説に合わせてたストーリーにこだわるべきだと考えます。ですので、実験を行う前に、論文のイントロダクションと方法を外部機関に登録するようにしています。お昼の2時間は、オンライン実験の完成版デモを作成しました。その後、3月に招待された、生涯発達支援研究会第2回大会でのショートレクチャーの要旨を提出しました。当日は、「視覚的意識の発達から考える発達の多様性」というタイトルでお話します。私がやってきた視覚的意識の発達研究の紹介とその知見から発達の多様性について考えます。ぜひご参加ください!ハイブリッド開催です。午後の2時間は、意識研究会の読み会で読む論文を読みました。”The Blackwell companion to consciousness (2nd ed.)” を隔週で読んでいます。今回は、David ChalmersのNaturalistic Dualismの章でした。その後、夕方に意識研究会メンバーの読み会に参加しました。意識と気づきの関係と意識と情報の関係について、研究会メンバーで議論しました。その後、雑談をしました。雑談では、みんなどうやって自分の研究テーマを決めたのかについて、を話しました。

つぎに、筋トレについてです。昨日、全身を40-50%の重さでトレーニングしたので、今日は筋トレはお休みしました。昨日は、バーベルスクワットを60kgとミリタリーショルダープレスを25kg、スタンディングスカルクラッシャーを20kg、バーベルカールを15kg、ベンチプレスを50kg、懸垂を27kg、ディップスを27kg、デッドリフトを60kg、をそれぞれ8回3セットずつ行いました。軽い重さで身体の動きを感じることが目的の日でした。筋肉痛にならない程度の負荷でやったので、今日は筋肉痛はないですが、すこし疲労がある気がします。筋トレはしなかったですが、プロテインドリンクをいつもの時間に飲みました。筋トレをしない日でもいつも通りに、プロテインドリンクを飲むことは大事です。

最後に、生活と考えたことについてです。今日は私の博士課程のお金事情についてすこし紹介します。去年あるいは今年度は、研究関連経費や雑所得も含めて、年間で420-30万円ほどもらいました。そこから、現在のオーストラリア滞在費や学振の経費、税金関連が引かれます。私の人生の中で一番裕福かもしれません。これが続くと良いですが、なかなか難しいですね。私は大学の学部生時に400万円と修士課程で100万円の計500万円の借金があるので、研究を続けていく上では給料は大事な要素です。毎年100万ずつくらい返せるようになりたいですね。

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1/16/2023

Hello. My name is Ryoichi. I am a Ph.D. student at Kyoto University in Japan, working on the development of consciousness. I am currently staying at Monash University in Australia as a visiting researcher. In this blog, I record my daily research and life. It is structured in three parts: (1) about my research, (2) about muscle training, and (3) about my life and thoughts.

First, about my research. Today, I first set up my work schedule for the day. I always spend the first 30 minutes of my workday writing on my Google calendar what I will be doing at that time. For the first two hours of the morning, I finished writing the introduction and methods for the research paper I am preparing to start experimenting on. I then sent the manuscript to my collaborator and supervisor. I believe an experimental paper should focus on the story that was consistent with the hypothesis before the experiment, not on the story that was consistent with the results after the experiment. Therefore, I try to register the introduction and methods of the paper with an outside organization before conducting the experiment. During the two hours of lunch, we created a demo of the completed online experiment. After that, I submitted an abstract for a short lecture I was invited to give in March at the 2nd Annual Conference of the Society for the Study of Lifelong Developmental Support. My talk will be titled "Developmental Diversity from the Development of Visual Consciousness." I will introduce the research I have been doing on the development of visual consciousness and consider the diversity of development from our findings. Please join us! This is a hybrid event. For two hours in the afternoon, I read a paper that I would read at the Consciousness study club. We read " The Blackwell companion to consciousness (2nd ed.)"  every other week. This time We read a chapter on Naturalistic Dualism by David Chalmers. Later in the evening, I joined the Consciousness study club. We discussed the relationship between consciousness and awareness and between consciousness and information. Afterward, we had a chat. During the chat, we talked about how we decided on our research theme.

Next, we talked about muscle training. Yesterday, we trained the whole body with 40-50% of the body weight, so we took a break from muscle training today. Yesterday, I did 60 kg barbell squats, 25 kg military shoulder press, 20 kg standing skull crushers, 15 kg barbell curls, 50 kg bench press, 27 kg pull-ups, 27 kg dips, and 60 kg deadlifts for three sets of 8 repetitions each. The goal was to feel the body's movement with light weights. I did not have any muscle soreness today, but I feel a little fatigued. I did not do any muscle training, but I drank a protein drink at the usual time. It is important to drink protein drinks as usual, even when you do not do strength training.

Finally, I would like to talk about my life and my thoughts. Today I would like to share a little about the money situation in my Ph.D. program. Last year or this year's period, I received about 4,200,000-4,300,000 yen per year, including research-related expenses and miscellaneous income. From this amount, the cost of my current stay in Australia, the research cost of the Gakushin, and taxes are included. This is probably the richest I have ever been in my life. I hope this will continue, but it is not easy. My salary is an important factor for continuing my research because I have a loan of 5 million yen in total, 4 million yen when I was an undergraduate student and 1 million yen for my master's program. I would like to be able to pay back about 1 million each year.

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2023/1/13の活動報告 後付けのストーリー/客観的課題成績/主観的気づき割合/全か無か/段階的/マックスチャレンジ/生きてさえいれば

2023/1/13

こんにちは。りょういちです。私は日本の京都大学の博士課程に所属して、意識の発達の研究をしています。現在は、訪問研究員としてオーストラリアのモナッシュ大学に滞在しています。このブログでは、私の日々の研究や生活の記録を書いています。構成は3部構造になっており、①研究について、②筋トレについて、③生活・考えたことについて、書いています。

まず、研究についてです。今日は、まず一日の仕事のスケジュールを立てました。いつも、仕事の最初の30分は、グーグルカレンダーに、その時間に何をやるかを、書き込みます。朝の2時間は、これから実験を始める研究論文を書き進めました。私は、実験を始める前に、研究の簡単なイントロと仮説、方法、参加者数、解析方法を事前に記録するようにしています。科学実験は、後付けのストーリーで結果を解釈して論文を書くのではなく、研究計画の時系列でしっかりと論文を書くことが大事だと思います。今日は、意識研究に使用する客観的課題成績と主観的気づき割合がどのような関係なのかを書きました。意識は全か無かあるいは段階的かについて、議論だ続いています。客観的課題成績と主観的気づき割合のどちらも全か無かなのか段階的なのか、については私の理解はあいまいでした。今日はわかったのは、客観的課題成績は、基本的には全か無かで閾値前後で大きく変化するけど、主観的気づき割合は、全か無かと段階的かにわかれやすいようです。そして、主観的気づき割合は、意味処理のような高次水準の処理が必要な課題の場合では、全か無かになるし、色や傾きのような低次水準の処理で十分な場合では、段階的になる、ということです。論文を書きながら理解が深まりました。その後、新しい実験プログラムに教示文を追加しました。実験のデモを研究室の同僚に試しにやってもらいました。教示はわかりやすいが、つまらなくて眠くなるかもしれないし、途中の引っかけ質問をスルーしやすいとコメントをもらいました。課題をちゃんとやっているかを確認するために引っかけ質問をいれています。それがうまく答えられないと、分析から除外することになりますので、できるだけ参加者が回答し忘れない工夫が必要です。最後に、リバネスの研究助成金の申請書の構成を考えて、研究計画の詳細以外のすぐに書ける部分を書きました。

つぎに、筋トレについてです。今日は、休憩日なので、筋トレはやりませんでした。そろそろマックスを測り直したいです。去年の8月は、ベンチプレスが100kg、バーベルスクワットが135kg、デッドリフトが140kgでした。その後、環境の変化や忙しさの影響かもしれませんが、記録がすこしずつ落ちてしまいました。月1~2回はマックス挑戦をしようと思います。

最後に、生活と考えたことについてです。まずは、今年の目標の続きを紹介します。⑪本を50冊読む、⑫IELTS全体・個別7.0をとる、です。博士課程に入って、実験や論文を書く時間が増えて、本を読む時間が減ってしまいました。大学生の時は、1年に100冊くらい読めていたし、いろんなことを考える良いきっかけになっていました。今年は、週1冊を目標に本を読みたいと思います。今年にに入ってからは、小坂流加さんの”生きてさえいれば”と”余命10年”を読みました。どんな自己啓発本よりも、人生をかけた作品や言葉に、私は惹かれます。英語も少しずつでも上達させたいと思っています。基準として、IELTSを全体と個別の両方で7.0を超えたいですね。

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2023/1/13
Hello. My name is Ryoichi. I am a Ph.D. student at Kyoto University in Japan, working on the development of consciousness. I am currently staying at Monash University in Australia as a visiting researcher. In this blog, I record my daily research and life. It is structured in three parts: (1) about my research, (2) about muscle training, and (3) about my life and thoughts.

First, about my research. Today, I first set up my work schedule for the day. I always spend the first 30 minutes of my workday writing on my Google calendar what I will be doing at that time. For the first two hours of the morning, I worked on a research paper that I was going to start an experiment on. I try to pre-document a brief intro to the study, hypothesis, methods, sample size, and methods of analysis before I begin the experiment. I think it is important to write a scientific experiment paper with a solid timeline of the research plan rather than writing a paper interpreting the results with an after-the-fact story. Today, I wrote about the relationship between objective task performance and subjective awareness ratings used in consciousness research. There is an ongoing controversy about whether consciousness is all or none or gradual. However, my understanding of whether objective task performance and subjective awareness are all-or-nothing or gradational has been unclear. Today I found out that while objective task performance basically varies widely around the all-or-nothing threshold, the subjective awareness rate seems more likely to be distributed between all-or-nothing and gradualism. And the subjective awareness rate is either all or nothing for tasks that require higher-level processing, such as semantic processing, or gradual when lower-level processing, such as color or slope, is sufficient. I gained a better understanding of this while writing the paper. I then added an instructional statement to the new experimental program. I had a lab colleague try out a demonstration of the experiment. They commented that the instructions were easy to understand but might be boring and put them to sleep and that it was easy to go through the catch questions along the way. I included catch questions to make sure they were doing the task properly. If they do not answer them well, they will be excluded from the analysis, so we need to ensure that participants do not forget to answer them as much as possible. Finally, I wrote the parts of the application for the Lebanese research grant that can be written quickly, except for the details of the research plan, considering the structure of the grant application.

Next, I would like to talk about muscle training. Today is a rest day, so I did not do any muscle training. It is time to re-measure my max. Last August, my bench press was 100kg, barbell squat was 135kg, and deadlift was 140kg. After that, my records dropped a little bit, probably due to the change in environment and busyness. I will try to do the max challenge once~2 times a month.

Finally, I would like to talk about my life and my thoughts. First, here are the rest of my goals for this year. (11) Read 50 books, (12) Get 7.0 in IELTS overall and individually. Since entering the Ph.D. course, I have had more time to do experiments and write papers and less time to read books. As an undergrad student, I could read about 100 books a year, which was a good opportunity to think about various things. This year, I would like to read a book a week. Since the beginning of this year, I have read "If Only I Were Alive" and "10 Years to Live" by Ruka Kosaka. I am more attracted to her life's work and words than to any self-help book. I would like to improve my English language skills little by little. As a standard, I would like to exceed 7.0 on the IELTS overall and individually.

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