今日の進歩を話そう!2023/1/24

2023/1/24

こんにちは。りょういちです。私は日本の京都大学の博士課程に所属して、意識の発達の研究をしています。現在は、訪問研究員としてオーストラリアのモナッシュ大学に滞在しています。このブログでは、私の日々の研究や生活の記録を書いています。構成は3部構造になっており、①研究について、②筋トレについて、③生活・考えたことについて、書いています。

まず、研究についてです。今日は10時半から仕事を始めました。まずは、今日のスケジュールを決めました。午前の2時間は、学振以外の研究助成金をもらうことに関して、学振の規定を確認しました。先日、私はASSCのレジレポグラントに採用されました。初めての民間研究費ですし、外資なので、いろいろと確認をしながら、手続きをする必要があります。約290万円の予算申請が通ったので、研究がやりやすくなります。逆に、この研究費が使えなくなってしまうと、この研究プロジェクトができなくなってしまうので、確実に慎重に手続きをする必要があります。ちなみに学振でもらっている研究費は今年度は90万円で来年度が80万円です。1回の海外学会参加で約30万円使うし、オンラインのリクルート会社を使うと約40万円使うので、ほとんどお金がありません。学振には研究専念義務があります。昔は副業も禁止でした。しかし最近では、研究遂行に支障がなければ、オッケーという感じになっています。支障がないってどうやって判断するの?と思いますが、それは、受け入れ研究者が承諾したら良いことになっています。報酬の受け取りについても同様のルールがあります。講演会での謝金や非常勤講師、リサーチアシスタントの給料もすべて承認と報告書が必要です。とてもめんどうくさいですが、今のところはしょうがないですね。昔に比べたらだいぶ自由になっているようです。その後、来月締め切りの国際学会の発表アブストを準備しました。私は2週間前には、指導教員兼共同研究者にチェックしてもらい、1週間前には、共同研究者に、これで出そうと思うけど良いですか?と送ってすこし修正する時間を作ってから、投稿します。今週中には完成させるつもりです。過去に発表したものがあるので、すこし修正しようと思います。お昼の2時間は、実験の修正を行いました。教示の画像の画質が悪い、教示を戻れるようにした方が良い、練習の刺激が短い、練習の回答のフィードバックが変、親がパソコンの設定をするから漢字使っても良い、などなど、そこまでいうならもうやってくれよ!と思いつつ、俺の研究だしなあ、言われていることど正論だなあ、やるしかないなあ、と修正しました。前回失敗した、教示を戻る方法について、解決策を見つけて、うまく作ることができました。我々研究者の強みは、とりあえず求められた最低限のものは自分で調べて作れるところだと思います。プログラミングもシミュレーションも、私は苦手で、なんで俺がこんなことを。。。と思ってやってみますが、なんだかんだできてしまいます。実験課題は2つあるのですが、そのうちの1つが直し終わりました。もう1つは、同じように直せば良いので、明日には終わると思います。毎日しっかりとシンポがあるように仕事をすれば、着実に進むんだなと思います。

つぎに、筋トレについてです。今日からは、80%5回のメニューです。今日は、ミリタリーショルダープレスとベンチプレス、バーベルカール、スタンディングスカルクラッシャーをやりました。ショルダープレスは、15kg10回と25kg8回、30kg1回をウォーミングアップとして、35kg5回3セットをメインセットとして行いました。ベンチプレスは、20kg10回と50kg8回、70kg1回をウォーミングアップとして、80kg5回3セットをメインセットとして行いました。スカルクラッシャーは、15kg10回、20kg8回をウォーミングアップとして、30kg5回3セットをメインセットとして行いました。バーベルカールは、15kg8回をウォーミングアップとして、25kg5回3セットをメインセットとして行いました。今日はすこし余裕があるメニューでした。明日は、残りの部位をトレーニングします。

最後に、生活と考えたことについてです。昨日、私の研究や筋トレのモチベーションについてすこし紹介しましたが、そのあとずっと考えています。特に、情熱ってなんだろう。研究や筋トレ、人生に情熱は必要なのだろうか。について、考えています。まず、私は、人が報告する行動のモチベーションや理由について、あまり信じていません。後付けで理由はいろいろ変わりますし、だいたいみんなかっこつけたことを言っていると思うからです。もちろん、自分の行動や人生に一貫性を持たせるために、自分を分析する際に、理由や情熱を考えることは重要です。だけど、それは行動を振り返って理由付けしているので、行動の前や行動中に本当に感じていたことではないからです。それをかっこつけて、行動を始める前で悩んでいる状況の人に、あたかも自分は一貫していたかのように、アドバイスをするのは、誠実ではないと思います。あと私は心理学者なので、計測できない構成概念は、よくわからないです。いくらでも、情熱はあると言える。だからこそ、その情熱は一貫して行動に表れているかを観察する必要があるのかなと思います。でも、情熱がない私の人生はつまらなくてさびしいものなのかもしれないなあ、とも思います。

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