5/9に書いた日誌、発達の国際学会、国際意識学会、赤ちゃん学会、同志社赤ちゃん研究センター、クオリア構造シンポジウム

ゴールデンウィークがあっという間に過ぎ去って、緊急事態宣言も5月いっぱいに延びましたね。私は、高校勤務がお休みだったので、大学で溜まってしまっている書類にチャレンジしていました。終わったものもあれば、そうでないものも。。。そんなこんなな一瞬間でした。一週間の活動を記録を書きます!

 

5/2の日曜日は、以前からブログに書いていますが、学振DC2という2年間研究費と生活費がもらえる制度の申請書を書いていました。一段落進んだ感じでした。。。"more bigger"っていうのが、頭の中でずっと響いていて (先輩が言われていたのですが)、自分が書こうと思っていた研究計画って視野がせまいんじゃないのかと。もっと大きなビジョンで考えられないのか?先輩や後輩がいたので、妄想を聞いてもらいました。自分なりに、おもしろい意識と意識の脳ネットワークの発達を思いついたので、これから温めていこうと思っています。それをどうやって実験に落とし込むかが問題で、学振に書こうと思ったら、全体を書くのは無理だと思ったので、実験的に検討できる部分を書き始めました。書類は進みませんでしたが、今後の自分の作業仮説ができたので、意味のある一日だったと思います (思いたい!)。

 

私は、小学生のころ、手話を勉強していて、将来は手話の先生になりたいと思っていました (手話の先生とは?)。ちなみに卒業文集や中学入試の作文では、NBA選手と書いていたので、ころころ変わっています。光や音がない世界ってどんな感じなのだろう?という疑問はその当時からあって、いろんな世界を生きている人の意識を知りたいと思っていました。たまたま見つけたのですが、以下のYoutube動画が勉強になったし、応援したいと思いました。

聴覚障害について理解しながら遊べる物の紹介』タイレンちゃんねる

www.youtube.com

手話かるたがあるようで、それを使いながら、聴覚障害あるあるを話しています。

 

タイレンの手話講座☆「マスクして何言ってるか当ててみる」

www.youtube.com

乳児の言語学習とマスクの話が議論に上がっていますが、口話法や口や表情を参考にしている人たちにもマスク生活は支障があることに気づきました。

 

タイレンの手話講座☆「難聴児が授業中に困る事」

www.youtube.com

聴覚障害がある人が授業で困ることを話しています。

私は、いろんな子どもの意識世界の研究をしたいと思っています。言語で意識体験を伝えられるってのが唯一の意識の指標じゃないやろってのは、昔から思っていました。

 

月曜日は、高校の仕事がお休みだったので、一日学振の書類を書きつつ、クラウドファンディングの書類を書きつつ、赤ちゃん学会の発表抄録を書きつつ、Development in MOTION Conferenceという国際会議の発表抄録を書きつつ、頭がドカーンといった感じでした笑。学振に書く実験計画は固まったので、書き進めていました。研究の背景のところを埋めて、見やすさが気になり始めてしまって、フォントやバランスをいじっているうちに時間切れになりました。

学振はこんな感じのものを書きます

https://docs.google.com/document/d/17qJ-z-J4WgZOn_axF3Brq8vrTbfkSaDKFz2QDwdAivE/edit?usp=sharing

 

導入に意識の話を入れるので、いろいろ論文を読んでいましたが、以下は読みやすかったです。意識に興味ある方は読んでみると良いと思います。英語が苦手だったら、翻訳機能などを使ってぜひ!

What Is Consciousness? 

www.nature.com

 

翻訳に関してですが、割とよく知られているけど、学部生の方だと知らない人もいるかもしれないので、こちらを紹介しておきます。英語のまま読むのが一番だと思いますが、例えば、発表3時間前で資料を作らないといけない時などに。

DeepL

www.deepl.com


世界は、普通の月曜日だったので、メーリスとかで情報が来るのですが、ICIS 2022の講演者が決まりました。ICISは、赤ちゃん研究の最大規模の国際学会です。次回の会議は、2022年7月7-10日で、カナダのオタワです。行きたいですね。今後、私も赤ちゃんの研究をしたいと思っています。京大の発達の院生で、「自己意識」の研究会をしていたのですが、その際に論文を読んでいたPhilippe Rochatが講演者なので、話を聞いてみたいです。

ICIS 2022 Speakers

infantstudies.org

 

あと、私も昨年、初国際会議発表をしたBCCCDの来年の国際会議の日程が公開されました。ハンガリー・ブタペストのヨーロッパ中央大学の認知発達研究室主催の国際会議です。2022年の1月6-8日です。昨年はオンラインだったので、私は修論提出した次の日の夜に発表をしました。来年も発表したいです。経済的な問題とコロナ問題がありますが、ガンガン世界に研究を発信していきたいですね。

BCCCD 2022

bcccd.org

 

火曜日も高校の仕事が休みだったので、一日作業をしていました。Development in MOTION Conferenceという運動発達や社会性認知発達などの国際会議が6月22-24日にあるのですが、そこで、修論を発表したいと思って、発表アブストを書いて指導教員に送りました。学会発表に関してあまり知らない方もいると思いますが、学会で発表するには、事前に発表する内容をまとめたもの (発表アブスト) を提出して、採用される必要があります。5/15が提出締め切りで、急いで書いています。発達分野の大学院生は発表するチャンスです。

Development in MOTION 2021 Conference

www.devmocon2021.com

 

以前応募していた別の国際会議の発表の採択メールが届きました。ASSCという国際意識学会の国際会議です。修士1年の時にやっていた幼児の視覚的意識の研究を発表します。"Young children’s subjective and objective thresholds of visual consciousness using a backward masking task"というタイトルです。バックワードマスキング課題という課題を使って幼児がどのくらい短い時間画像を出したときに画像が何かを答えることができるかを検討しています。興味がありましたら、ぜひお声がけください!

ASSC

assc24.forms-wizard.biz

学会には、会員じゃないと参加できないと思っている方が多いですが、非会員参加費というのがありまして、非会員でも参加できます。ASSCは、学生会員は無料で、非会員学生は、70$と書いてありますが、1年会員登録が20$に値下げしているので、実質20$で参加できます。学生以外の方は、60$で参加できます。ホモサピエンス全史のユヴァリ・ノア・ハラリがゲストスピーカーです。

 

水曜日は、赤ちゃん学会で話題提供をするのですが、その発表アブストを書いて、クラウドファンディングの書類を書いていました。赤ちゃん学会で、部会企画ラウンドテーブル「赤ちゃんの意識を研究するには?」で「赤ちゃんの意識に迫るアプローチ:幼児~児童の視覚的意識の研究から」というタイトルで話題提供する予定です。ご興味ある方はぜひ!クラウドファンディングの方も、がんばって研究計画を推敲しています。

赤ちゃん学会

confit.atlas.jp

 

木曜日は、倫理申請書を提出して、修正再々審査になって、修正しています。午前中は、ジャーナルクラブがあって、午後から研究室のゼミに参加していました。鳥の鏡像認知の論文紹介がおもしろかったです。私は、知覚的意識と自己意識がどう関係しているのかにも興味があって、すこしずつ研究をしたいと思っています。

 

以前応募していた、同志社大学赤ちゃん研究センター一般共同研究の採用メールが届きました。「幾何学図形における視覚的意識の神経メカニズムの発達的検討」という研究テーマです。ASSCで発表する研究の延長で、幾何学図形の視覚的意識に関係する脳活動を研究しようと思っています。大学院に入ってから不採用ばかりだったので、初めての研究計画の採用で、うれしいです。研究費はもらえないのですが、研究施設と機器を使わせてもらえます。

 

金曜日から、高校の仕事が再開しました。高校のパンフレットの封筒入れをひたすらやっていました。午後からは、クオリア構造のリサーチアシスタントをしていました。

クオリア構造

qualia-structure.labby.jp

 

5/12に国際シンポジウムをするのですが、そのアンケートフォーム作成とか、メーリングリストなどに案内メールを送っていました。ご参加お待ちしております!

qualia-structure.labby.jp

 

金曜の夜と土曜日は、大学院受験予備校で、心理学と心理英語を教えていました。

日曜日は、大学非常勤の仕事として、レポートを15人分採点していました。あと40人分を来週中に終わらせます。明日から高校の仕事もあるのですが、火曜日と木曜日に発表があるので、効率よく時間を使っていこうと思います。

学振とかフェローシップリサーチアシスタントもってるかどうかで、D1の研究に使える時間が全然変わってくるなあと思います。研究に専念できる環境は大事だなと思いました。優秀な同世代の研究者に負けないように頑張ります!だけど、週4別の仕事していても、週3は研究に使えるから、うまくやれるんじゃないかとも思っています。たまたま忙しいのが重なってしまった感じかもしれません。教育業界に関われるのも望んでいたことではあるので、うまくやっていきます。前向きにがんばりましょう!

 

母校の後輩から、大学院進学を希望していて、お話したいと連絡をもらいました。私は基本的に、持っている情報はできる限り共有するのがいいと思っているで、何か聞きたいことなどがありましたら、遠慮せずお聞きください。

twitter.com

 

peing.net

 

そんな一週間でした!

5/1に書いた日誌、学振、京大文学心理、論文・本紹介、クオリア構造シンポジウム、予備校

研究費のクラウドファンディングを今後考えており、私の研究内容や研究生活を一般の方 (普段研究をしていない方) に知ってもらうことも重要であると思っています。また、意識や発達の研究に興味がある方が勉強を始めたり、勉強のモチベーションになったらいいなと思っています。あとは、私自身がとても人見知りで、自分から話しかけるのが苦手なので、私の情報はオープンにして、興味ある方から声をかけてもらいたいスタイルです。日曜日には、対人予定がないので、今週終わらなかったタスクに集中しようと思います。今週はレジレポ論文の修正と今後の研究計画を考えていました。その他の時間は、仕事やゼミなどに参加していました。

 

月曜日は、8:30-17:00は、高校で仕事をしています。理科の実験補助や職員室の雑務などを行っています。直接授業をするわけではないので、忙しい先生方の負担が少しでも減らせたらいいなと思いながら仕事をしています。作業中は、研究のことを考えたり、こっそり論文を印刷して持って行って、読みながら作業をしたりしていました。その後、研究室に戻ってから、作業をしていたのですが、論文執筆がなかなか進まなくて、研究計画を考えることに切り替えました。

子どもの意識と脳を研究する意義を改めて考えています。学振DC1では、幼児の意識と脳の発達を書いていましたが、評価されず不採用になりました。業績が少なかったとか、認知科学分野が広すぎるとか、テーマが新しすぎるとか、いろんな理由がありますが、シンプルに評価者を説得できなかったからであり、研究の意義が弱かったなと思っています。意識のネットワークについて新しいことが考えられないかなと妄想をしています。今年度の学振採用者が発表されていました。心理・認知科学分野のリストを見て、自分もがんばらないとなと思いました。

学振採用者一覧

www.jsps.go.jp

 

火曜日は、高校は午前勤務、昼からゼミ、夕方別の高校の研究ゼミTAのあと、研究室で作業をしていました。文学研究科に入ってから、文学研究科心理の院生の研究発表ゼミに参加しています。京大文学の心理では、知覚、動物、発達の基礎心理学の研究室があり、大変勉強になります。最近の公認心理・臨床心理方面の流れからは、外れてしまっている?かもしれないですが、ヒトを含む動物の行動や心理の不思議を実験的に研究するのも重要だと思いますし、すげーおもしろいです。今週は、視覚と認知発達の研究発表でした。次回は私が発表するので、準備をしないといけません。修論の研究を発表しようかなと思っています。

京大文心理学研究室

www.psy.bun.kyoto-u.ac.jp

 

水木は、仕事がないので、研究に専念する日と決めています。水曜日の午前には、隔週研究MTGをしていて、今週はMTGがない日でしたが、論文の原稿を指導教員に送る約束をしていたので、執筆をしていました。結局その日の夜に、すいませんと謝って締め切りを次の日にしてもらいました笑。結局、金曜日の早朝に送りました。。。イントロを書き直している中で、ちゃんと読む必要がある論文が増えたのと、構成を考え直す必要があったので、時間がかかってしまいました。合間に、研究室でやっている英語で発表・議論するゼミに参加しました。

意識研究関連の論文

☆An information integration theory of consciousness

bmcneurosci.biomedcentral.com

意識の主要な問題として、①意識のレベルと②意識の内容、に関して、統合情報理論からの理解と仮説などを提案している論文です。

 

☆The information available in brief visual presentations.

https://psycnet.apa.org/doiLanding?doi=10.1037%2Fh0093759

4 × 3の12個の文字を出して、いくつ再認できるか?を答えると、だいたい4/12個くらいですが、音の高さで答える列を指定すると、3/4回答できて、総合的に考えると9/12くらいを答えられる (体験してる?) ことを示した論文です。APAで手に入りにくいかもしれないですが、リサーチゲートにアップされています。英語も読みやすいですし、認知心理学の教科書には必ずのるくらい有名な研究ですね。

 

☆Are we underestimating the richness of visual experience?

academic.oup.com

意識体験の報告可能量には限界がありますが、意識体験は、報告可能以上の容量があるのかどうかなどを議論しています。

 

発達研究関連の論文

☆A mathematical model for the transition rule in Piaget's developmental stages

www.sciencedirect.com

ピアジェの発達段階説は有名ですが、その背後にどのような情報処理過程があるのかをM-spaceあるいは、M容量などによって説明しています。ワーキングメモリとは、少し違う概念であると言われています。要は、容量が年齢と伴に増えて行って、その容量に伴って、発達段階が上がっていくというようです。

 

Ensemble perception of size in 4–5‐year‐old children

onlinelibrary.wiley.com

ジスト知覚と言って、成人は、画像を見た際に、そこからだいたいの情報を瞬時に把握することができるのですが、幼児でもそういったことができるのか、特に、画像にあるものの大きさの平均の知覚に関して検討しています。4-5歳でも、大きさの平均の知覚ができるようです。

 

☆Inattentional blindness to unexpected events in 8–15-year-olds

www.sciencedirect.com

不注意盲 (顕著なものを見落とすような現象) に関して 、子どもでも起きるのかを検討しています。11歳くらいで大人と同じくらいの成績で、それより小さい年齢では、見落としやすいようです。

 

☆The development of change blindness: children's attentional priorities whilst viewing naturalistic scenes

onlinelibrary.wiley.com

アハ体験として、一時期テレビでも流行った、画像などが変わることに気づない現象である変化盲ですが、子どもでも起こるのかを検討しています。これも、10-12歳くらいで成人と同じくらい変化に気づけるが、それより小さい年齢だと、変化を見落としやすいようです。結果のデータを見てみると、6-8歳でも、課題の正答率が90%超えているので、全体的には、6歳からでも画像の変化にはほとんど気づけるとも考えられそうです。

 

☆The Development of Visual Short‐Term Memory Capacity in Infants

srcd.onlinelibrary.wiley.com

4-13か月の赤ちゃんを対象に、画面に出た複数の四角の色の変化にいくつ気づけるかを、短期的な視覚記憶の容量として検討しています。10か月児は、成人と同じくらいの3or4個の変化に気づけました。赤ちゃんの研究には、選好注視法や期待違反法といって、赤ちゃんの視線を計測します。赤ちゃんは、「好きなもの」と「新しい」ものをよく見ます。また、飽きたものは見なくなります。ずっと同じものを見せて、飽きさせてから、違うものを見せると、同じだと判断すれば、見ませんが、違うと判断するとまたよく見ます。このような方法によって、赤ちゃんの知覚研究は行われています。

 

私の研究テーマは、意識の発達です。対象年齢は、赤ちゃんから小学生、成人です。普段は、子どもの認知や知覚、脳の研究や成人の知覚と意識、脳の研究の論文を読んでいます。こどもの認知発達に関しては、『おさなごころを科学する』が大変わかりやすいです。私もこのような本を書きたいものです。論文の修正に追われた水木でした。

おさなごころを科学する

https://www.amazon.co.jp/dp/B077RVVY5W/ref=dp-kindle-redirect?btkr=1&ie=UTF8&language=ja_JP

 

他には、学術変革B「クオリア構造」の新しい国際シンポジウムがあるので、そのやりとりや宣伝を行っていました。英語ですが、興味がある方はぜひ!

クオリア構造

qualia-structure.labby.jp

 

Information Structure of Brain and Qualia Symposium

qualia-structure.labby.jp

 

関連して、金井さん、土谷さん、大泉さんの意識ラジオがおもしろかったので、興味のある方は見ると良いです。意識研究者として、世界的に活躍している3人ですが、研究内容だけでなく、3人の関係性などもおもしろかったです。私も、『7つの習慣』を読もうと思いました。あと、カジサック。私が認知科学に進みたいと思ったのは、学部2年生の時に読んだ『脳のなかの天使』でした。

On AI and consciousness のフォローアップ [collaboration event between CC Tokyo & Qualia Structure]

www.youtube.com

 

脳の中の天使

https://www.amazon.co.jp/dp/4041101042/ref=cm_sw_r_tw_dp_EN48F7SGWF8RH1NEVYQZ

クオリアについて初めて知った本かもしれません。あと、幻肢痛やミラーボックスに衝撃を受けました。図書館を歩いているときに、きれいな黄色い本だなあと思って手に取ったのがきっかけでした。色クオリアに導かれたのでしょうか。

 

金曜日は、午前に高校勤務で夕方は予備校講師をしています。午後は、研究計画を考えていました。研究のクラウドファンディングでは、一般の方の共感を得られるように研究を伝える必要がもちろんあります。「子どもが生きやすい社会」にしたいという思いと実際にやっている研究には、どうしても乖離ができてしまいます。未来にそのギャップが埋まるかもしれませんが、今埋めることはなかなか難しいです。学振に少し不信感を持っているのは事実ですが、クラウドファンディングも甘くないということを身をもって感じています。私自身の研究や生活ももちろん大事ですが、これから大学院生になって研究を志したいと思っている人が、できるだけ諦めずに生きていけるような選択肢というかシステムを開拓していきたいですね。そんなことを考えているうちに、仕事の時間になりました。

 

土曜日は、一日予備校で、心理英語の解説をしています。次回から、認知科学関連の授業ができるようになりそうなので、わくわくしています。私自身が、ヒトの行動や脳の不思議に興味を持って今に至るので、おもしろさを伝えられる人でありたいです。私も心理学や認知科学の学部出身ではないので、独学でやってきたわけですが、独学でやろうと思ったときには、最初にはメンターみたいな人がいると勉強しやすいようにも思います。私のできることや知識で、誰かがハッピーになれば、うれしいことです。発達や私の興味に近いことだったら、研究や院試の相談やお話聞きますので、ご連絡ください。(未来の?) 研究仲間ですから。

 

そんな一週間でした。倫理申請書1、申請書1、回答書1、学会の抄録3がたまっていて、明日中に終わらせようと思います。そこら辺を来週の報告書で書ければと思います。今週読んでいた本も紹介しておきます。学振を書いている方々、そうでない方々もがんばりましょう!

 

意識をめぐる冒険

意識をめぐる冒険 | クリストフ・コッホ, 土谷 尚嗣, 小畑 史哉 |本 | 通販 | Amazon

意識研究の心のバイブルっすね。意識の研究で道に迷ったときに、読んでいます。

 

発達認知神経科学

https://www.amazon.co.jp/dp/4130111345/ref=cm_sw_r_tw_dp_GEAF01WJRS1R5JNBEN9S

子どもの脳や認知発達を研究したいなら必読書です。大学院受験の際に読みましたが、再読しています。子どもの意識を生みだす神経ネットワークについて考えています。

 

進化発達心理学―ヒトの本性の起源

https://www.amazon.co.jp/dp/4788510960/ref=cm_sw_r_tw_dp_F20JJ0PCPJJRJWFPHAD0

子ども期の重要性に関して、とても重要な示唆があります。発達を志すなら必読書 (だと思います)。大学院受験の際に読みましたが、再読しています。子どもの意識が成人のものと違うなら、子どもの意識は、子どもにとってどんな機能があるのかを考えています。

 

哲学する赤ちゃん

https://www.amazon.co.jp/dp/4750510114/ref=cm_sw_r_tw_dp_4WD663PVRPAFBVA8M49A

乳幼児、特に赤ちゃんは、どんな世界を生きているのでしょうか。

 

発達科学ハンドブック 8 脳の発達科学

https://www.amazon.co.jp/dp/4788514443/ref=cm_sw_r_tw_dp_R1XDN3WEG42QHKT917A1

上記の「発達認知神経科学」よりは読みやすいと思います。各章を別の研究者が書いているので、いろんな知見を勉強することができます。

4/25に書いた日誌、生活費・学費のために働く、レジレポ、倫理、研究助成申請、など

私は、子どもの時から、思っていることや考えていることを基本的に他者に話さず、事実だけ伝えて、内言で自問自答していることが多いのですが (だから主観や意識に興味があります)、特定の他者に向かわず、返答も気にしなくてもいい、もしかしたら誰かのためになるかも、なブログはいいなと思っています。

4月や今週のできごとについて、振り返ります。4月から、D1 (博士課程1年) になり、決意が1つありました。今年は、研究以外で働きながら生活することです。残念ながら、学振DC1と呼ばれる、研究費と生活費をもらいながら、研究に専念することができる特別研究員には選ばれませんでした。私的には、「おまえは博士課程で、研究に全振りしても、大した成果は期待できない。研究したいんだったら、どうにかして自力でやれ」というメッセージであると受け取りました (私にとってはです)。確かに、修士課程の2年間、研究に専念すると決めて、親にお願いをして、バイトはせず奨学金と仕送りで生活をしましたが、学振はとれず、研究も中途半端で、これといった成果は残せませんでした。奨学金も学部と修士で、6年間借りているので、これ以上は返すのがしんどいのと、親からの投資もこれ以上は役目を超えています。私なんかよりも、妹夫婦と赤ちゃんや老後のためにお金を使った方が絶対いいと思います。修士の時から決めていましたが、学費や生活に関しては、自分でどうにかしなくてはいけません。研究費は、研究室やボスの研究費から出してもらえるようになりました。

今のところ、①高校の非常勤講師、②大学院受験予備校講師、③通信制大学の非常勤講師、④リサーチ・アシスタント、⑤高校TA、を前期は行っており、前期の学費と生活費は、どうにかなりそうです。そして、前期の給与から、独立生計可能であることを大学に証明して、後期の学費の免除申請を行います。研究の時間が減ってしまうのですが、現実的には、忙しい中でも研究を続けることが、この世界で生きていくために必要です。これで潰れてしまうなら、私は研究者になるという生き方を諦めます。自分を試す意味で、楽しみな1年になりそうです。

そんな中で、仕事をしながら研究をすることになれるための1週間でした。正直、日中働いてから、夜に研究室に戻って作業をするのは、エネルギー切れするなと思いました。このような生活をしている人は、すごいなと思います。研究以外の業務をしている研究者や、子育てをしながら研究している方は、本当にすごいです。

 

さて、研究活動に関しては、修士論文としてやった研究1と、その後やった研究2、研究計画3で構成されるレジレポを書いています。私のつたない文章と論理で指導教員や共同研究者を困らせることばかりですが、気長に添削とアドバイスをもらっています。申し訳ないなと思うなら、よりよいものを書けよと思いながら修正をしています。今日中には、修正をします。この研究は、2週ごとにMTGをしていて、時間はかかっていますが、着実に進んでいます。5月中には、投稿したいところです (いつも同じことを言いいながら、期日が延びてきた。。。)。

 

その他には、年度が更新されたので、倫理申請書を修正してやりとりをしていました。査読者からのコメントに回答しているところです。対面実験は、今後難しいと思うので、オンライン実験として、どうにかうまくできないかと考えながら、実験の追加を考えています。成人の実験を再開している話をなどを聞くと、子どもの研究だけ置いていかれてしまうんじゃないかという焦りも少しあります。

 

研究助成・計画書に関しては、3つ申請を書いて出しました。「同志社大学赤ちゃん研究センター一般共同研究」、「若手海外挑戦プログラム」、「academist」です。それぞれで、違う研究計画を書かないといけないのは当たり前ですが、これに加えて、「学振DC2」も新しいことで書いています。研究のアイデアがたくさんあるのはいいことなのですが、論文は書きかけだし、実験は止まっているし、研究計画書だけ増えていくし、コロナで対面は当面難しいだろうし、などを考えていると、現実を生きていない感じがします。私は、子どもの意識と行動、脳の関係を研究したくて、大学院に入りましたが、実験室で接触が必要な脳の研究は、今後できるようになるのだろうか?と思いながら、研究計画を考えているので、少し気分は落ちています。もちろん、この状況を打破する方法を考えています。

 

他には、後輩が開いている脳の勉強会で、後部帯状皮質頭頂葉の内容を発表したり、ジャーナルクラブで、大人の意識研究の論文を紹介したり、Rの勉強会でtidyverseのテクニックを共有したり、SRCDという発達分野の国際会議で子どもの欺き研究を発表したりしていました。あとは、オンライン実験をPsychoPyというソフトで作っていました。

 

いろいろやりすぎているのも、研究が進まない理由だと思いますし、そう言われてきました。でも、いろいろやっていた方が、人生はおもしろそうだとも思います。早く論文を書かなくては!さっき、学会での話題提供のお話をいただいたので、ちょっと気分が上がりました。今週はこんな感じです。腐らずに頑張りましょう!

 

 

学振

www.jsps.go.jp

 

若手海外挑戦プログラム

www.jsps.go.jp

 

 

同志社大学赤ちゃん研究センター共同研究

akachan.doshisha.ac.jp

 

academist

academist-cf.com

 

Nature Human Behavior の レジレポのガイドライン

www.nature.com

 

脳の勉強会で使っている本

前頭葉のしくみ: からだ・心・社会をつなぐネットワーク (ブレインサイエンス・レクチャー)』

https://www.amazon.co.jp/dp/4320057988/ref=cm_sw_r_tw_dp_0YE4W1CCB4TB0GDJH275

 

ジャーナルクラブで紹介した論文

Jimenez, M., Poch, C., Villalba-García, C., Sabater, L., Hinojosa, J. A., Montoro, P. R., & Koivisto, M. (2021). The level of processing modulates visual awareness: Evidence from behavioral and electrophysiological measures. Journal of Cognitive Neuroscience, 1–16.

direct.mit.edu

 

国際学会で発表した研究

Watanabe, R. (2020, September 13). Seven- and eight-year-old children’s deception in the conflict situation. https://doi.org/10.31234/osf.io/85b36

https://psyarxiv.com/85b36/

4/18に書いた日誌、クオリア構造、脳科学若手の会、発達心理学会大会、など

だいぶ、間が空いてしまいました。いいわけをすると、①書かないといけない書類に追われていた、②夜はゆっくりしようとした、③シンプルにさぼっていた、という感じです。Noteの方は、発達研究の入門の入門的なものを書き進めていこうと思っています。こっちのブログは、もう少しゆるく、日本で発達研究をしている博士課程大学院生の日常+ちょっと研究の話みたいな感じで書いていこうと思います。方向性がブレブレですいません。自分の一週間を振り返る意味をあり、週ごとに書いていこうと思います。今回は、3月を振り返ります。

 

3月はどんなことをしていたかというと、

①手伝っている研究プロジェクトの国際シンポジウム

②学会若手の会の研究会

発達心理学会大会

が主な活動でした。そのほかに、勉強会やゼミ、研究MTGがありました。

 

①に関して。このブログではあまり言わなかったのですが、私は、「意識」の「発達」を研究しています。私たちが、この世界をこのように見えて感じているのは、なぜだろう?、このような感覚の主体が、一続きの私であると感じるのは、なぜだろう?などの意識の不思議に子どものころから魅了されてきました。そして、「子どものころから」っていうのが、私にとってはとても重要で、子どもも意識の不思議に気づいているということなんですよね。それだけでもおもしろいのに、意識体験や意識の不思議さは、子どもの時から同じか?という次のわくわくする問いが出てきます。子どもと大人では、この世界の見え方、感じ方が違うんじゃないか?私は子どもには戻れません。だから、子どもたちに協力してもらって、子どもたちの意識体験を測らせてほしい、教えてほしい。そういう研究をしています。

さて、話が脱線してしまったのですが、意識に関する研究のプロジェクトに指導教員が参加していて、私も共同研究および、リサーチアシスタントとして雇われ、プロジェクト運営の補助をしています。

プロジェクトはこちらです。

qualia-structure.labby.jp

そこで、「色クオリア」シンポジウムを開催しました。クオリアとは、意識内容のことを言います。あかクオリアだったら、あかを見たり思い浮かべたりしているときの「感じそのもの」です。わかったようで、わからないかもしれません。朝8時からだったので、途中寝てしまったのですがシンポジウムが始まるまでの参加登録関連の仕事をしていました。英語だったのですが、大変面白い議論があったので、ぜひYoutubeで見てください。終わった後の、日本語でのフォローアップ対談もおもしろいです。

「色クオリア」シンポジウム (英語)

www.youtube.com

フォローアップ (日本語)

www.youtube.com

 

②に関して。私は、おもしろそうな若手向けのイベントには、よく参加しています。特に、「脳科学若手の会」は活発にイベントをしており、神経科学や機械学習人工知能、心理学など、多くの大学院生やポスドクの方にいろいろ教えていただけるので、楽しく参加しています。今回は、「第13回脳科学若手の会 春の研究会」と「第11回脳科学若手の会・関西部会セミナー『これから一緒に研究する君へ』」に参加しました。実際に自分が手を動かすわけではなくても、方法として、こんなことができそうと思ったときに、コラボできる知り合いがいるかどうかは、大事だと思っているし、そもそも、異分野の人と交流するのが好きです。

脳科学若手の会はこちらです。

brainsci.jp

 

③に関して。発達心理学会大会がありました。私は、参加のみで発表はしていません。指導教員がなかなか挑戦的なことを言っていたので (昔からそうですが)、やっぱり基礎研究をしっかりとやっていかないとなと思いました。面白かったのは、オンライン実験に関するシンポとNIRSに関するシンポです。私の研究にもろにかぶってきます。NIRSは発達研究には有効ですが、解釈が難しいところがあります。とりあえず、NIRSで脳活動計測してみたっていう研究の時代は終わった感じでしょうか (そんな時代があったのか?)。オンライン実験に関しては、けっこう今後の発達研究のあり方が変わるかもしれないなと思いました。子どもたちに大学の実験室に来てもらうってのが、今後どうなるのかが、私には正直読めません。対面じゃないから実験・研究ができないと言っている間に、修士や博士の2,3年は終わってしまうと思います。どうにかしないと。オンライン実験もNIRS実験も大変勉強になりました。

発達心理学会大会はこちら。

www.jsdp.jp

こちら、オンライン実験に関する発表の資料です。とても便利です。

osf.io

 

だらだらと書いてしまいましたが、まあまあ3月も活動していたなと思います。あとは、今書いている原稿を早く仕上げなくては!次回は、4月の申請書ラッシュや学費や生活のためにアルバイトを掛け持ちすることになったことなどを書くかもしれません。

noteも使ってみます

発達心理学・発達科学の教科書的なものを書いていこうと思います。それに伴い、noteを使ってみようと思います。記事を書いたり、動画を載せたり、有料の資料を作ってみようと思っています。

 

note.com

フランス留学⑩7月

フランス留学シリーズの最後です。留学ができるように早く戻ってほしいですね。

 

フランス生活も残り1カ月となりました。一年はあっという間だったと感じています。6月は,多くの留学生が母国に帰るため,ソワレや見送りをすることがとても多かったです。ソワレのタイプは,誰かの家で行うか,バーで行うか,河岸で行うか,のどれかがほとんどです。家と河原の場合は,お酒と食べ物を自分たちで用意します。フランス人の家には,オーブンがあるので,ピザやフライドポテトなど,幅広く食べ物を食べることができます。また,ビールやワインが中心ですが,ウォッカによって作ったショットを飲むことも多いです。

 

フランス人は,お酒にはやはり強いですが,酔いますし,飲みすぎたら,気持ち悪くなるようです。二日酔いもあります。しかし,日本と違うところは,フランス人は,お酒を飲んだ後でも,普通に車を運転します。少しの飲酒なら,運転しても良いらしいです。そして,運転は少し荒いです。縦列駐車(ほとんど違反)が当たり前で,しかもキツキツに止めてある車をよく見ます。フランスでは,ちょっと触れる(当たってる)ぐらいは問題にならないようです。むしろ,当てながら車を出すとも聞きました。だから,日本の車よりも,丈夫で大きいです。

 

交通ルールに関しては,フランスでは,歩行者は赤でも信号を渡ります。車が来なかったら,青だろうが赤だろうが,関係ないようです。小さい子ども連れの家族以外に,しっかりと信号を守っている人をほとんど見たことがありません。フランスでは,自転車も広く利用されています。道路が広いので,自転車用通路が,基本的にはあるので,歩行者と自動車とは区別されています。

 

また,結婚観や恋愛観についても,日本とは違うのかなと思います。今私は,TGVの中でレポートを書いているのですが,前に座っているカップルは,一緒に動画を見ながら,10分に一回以上キスをしています。恋愛については,とてもオープンです。ほとんどの女性は,声をかけられます。人前で,イチャイチャするのは,自分たちの関係を示すためなのではないかと思います。彼氏・彼女を別な人に取られないように。これらは,日本で暮らしていると,あまり感じないものなのではないでしょうか。

(追記) 日本帰ってきてから、人前でも仲好しなカップルがいて、日本も変わらないか。と思いました。私は、幸せそうでなによりだなと思いますが、人によっては、「人前でけしからん!」と思う人もいるかもしれませんね。

 フランスでは,事実婚やPACS, 同性婚も認められているため,結婚に関しては,広い選択肢で考えられます。ただ,日本もフランスも,最近になっていろんな考えが出てきたので,これからどんどん変わっていくのではないかと思います。というのも,年代によって,考え方は違っており,年配の方やそれに近い方は,伝統的なものを好みますし,若い世代は,社会の状態によって,新しい考え方になっていくことが大いにあり得ます。私のフランス留学の目的の一つが,フランスでの恋愛観や仕事観を考えるものでした。まだまだ,分析はできていませんが,少しずつ考えて行きたいテーマです。

 

リヨンの6月の天気は,変則的なものでした。5月に続いて,日差しが強く暑い日が続いていたのですが,3週目は,さらに暑い日が続き,体感温度が30度後半の日が続きました。フランスの家庭やアパートには,冷房がありません。この暑さは,フランス人にとっても異常だったようです。日本とは異なり,じめじめとした湿気はないのですが,やはり我慢できるものではないように感じました。窓を開けたり,扇風機を回したりするだけでは,限界があるので,どのように対策をしていくのかが気になります。年々,気温が上がってきているようです。逆に,4週目は,気温が下がり,肌寒い日が続きました。雨や曇りの日も多く,前の週との気温差が身に沁みました。

 

6月30日に,レジデンスを退居しました。退去前に,部屋のチェックがあります。そのチェック次第で,退居完了か,やり直しか,清掃費を払うか,に分かれます。最終的には,退居完了しないといけないのですが,レジデンスやチェックをする人によって,厳しさや基準が異なるようです。私の場合は,かなり掃除をしてきれいにしたので,3分ぐらいで完了しましたが,他の人は,やり直しをしたり,壁や台所を清掃するために,清掃費を払ったりする人もいました。清掃費は,部屋を借りる契約の時に,デポジットで払っている分から引かれ,残りは返ってきます。部屋を予約する際に,リヨン第三大学の国際課に,予約代を払うのですが,それも最後の家賃を払った後に帰ってきます。現金と銀行振り込みが選べます。

 

銀行口座も日本に帰る前に,閉鎖しないといけないのですが,人や銀行によって,銀行に行った日に閉鎖できた人もいれば,日本に帰ってから,手紙で手続きできるという人もいました。

 

7月に入ってから,旅行をしています。残り一カ月の半分は,旅行に使い,もう半分は,リヨンに残ってゆっくりしようと思っています。

 

f:id:Learner_Child_Development:20210228005447p:plain

f:id:Learner_Child_Development:20210228005523p:plain

f:id:Learner_Child_Development:20210228005611p:plain

 

フランス留学⑨6月

5月分のレポートが消えていたので、6月分のレポートを載せます。5月,6月は,大学の授業も終わり,バカンス期間を過ごしています。天気は,日差しが強く,暑い日が続いています。

 

5月は,フランス人の友人の家でソワレがあったり,おいしい料理を食べたりすることが多かったです。学校も終わり,日本人の友人が日本に帰り始め,フランス人の友人は実家に帰り始めました。今年の9月から日本に留学する学生は,実家に帰って,留学のために働く学生が多いです。そのため,日本で会う約束をしてお別れしました。5月は,1,8,25日が祝日です。1日は,メーデーです。メーデーとは,労働の日のことで,町中のお店が閉まっていました。メトロ,トラム,バスも止まっていたので,町の時間が止まったような感じでした。8日は,第二次大戦終戦記念日でした。25日は,キリスト昇天祭でした。祭日は,スーパーが閉まるのが早いことがあるので,知らずに食べるものが無くなってしまうことがあるので気を付けないといけません。ただし,ケバブ,タコス屋は,基本的に毎日開いているので,最後の手段として利用することができます。また,日曜日も,スーパーは午前中だけの営業なので,注意が必要です。私のアパートには,自動販売機があり,ジュースやお菓子が買えるので,夜や日曜日にはよく利用します。また,コーヒーやココアの自動販売機が学校やアパートにあり,コーヒーが30セント,ココアが40セントで飲むことができます。日本でもおなじみのキットカットのチョコレートも自動販売機で買うことができます。

 

BNP(フランスの銀行)から,メールが来ました。銀行の口座残高がマイナスだから,0に戻せというものでした。友人も何人か同じ状態になったようです。フランスで銀行口座を作ると,CB(カルトブルー)が使えるようになります。デビットカードとキャッシュカードの役割をしてくれます。ただし,0になっても使えるようで,気づかずに借金状態になっている場合があるので注意が必要です。銀行のATMからお金を戻せば大丈夫でした。また,日本に戻る前に,銀行口座を閉めなくてはいけないので,これから手続きをする予定です。

 

日本に戻る前に,手続きがいくつかあるので,これから始めていかなくてはいけません。住居の退去手続きも6月中に行う必要があります。退去前に,部屋のチェックの予約が必要なので忘れずにしなくてはいけません。これらの情報は,来月のレポートに書きたいと思います。

 

留学も残り少なくなってきました。最近は,お別れ会や見送りがたくさんあり,そのたびに,自分の留学生活や日本に帰ることを考えます。日本に帰る準備をしながら,フランスでやり残していることを考えて,スッキリして日本に帰りたいと思います。少しずつ,旅行ができれば良いかなと思います。

 

f:id:Learner_Child_Development:20210228003743p:plain

f:id:Learner_Child_Development:20210228003940p:plain

f:id:Learner_Child_Development:20210228004055p:plain

 

フランス留学⑧4月

3月の中旬ぐらいから,春の天候の日が続いています。3月27日からサマータイム期間に入ったので,日本との時差は7時間になりました。日が長くなり,夜の9時ごろまで外は明るいです。

 

3月の第四週にフランス語の授業,4月の第一週にフランス文化の授業が終わりました。それぞれテストがあり,フランス語の授業は,接続法の活用やエコ活動についての記事を読んで内容を答え,自分の意見を文章にするという内容の期末テストがありました。フランス文化のテストは,マーク式で100問のテストでした。テストの様式は1学期と同様でした。また,3月中に,フランス語の授業でグループ発表がありました。私の班は,日本とフランスの年間イベント(正月,バレンタインデー,ホワイトデー,ハロウィン,クリスマス)の比較を行いました。私は,ハロウィンを担当しました。グループは,4または5人で,15分の発表でした。そのため,だいたい一人が3分ぐらいの持ち時間でした。発表では,原稿を見ないことが重要視されます。前日の夜から,練習していたので,何も見ずに発表することができました。他の班は,フランスのブランドや食文化の違いなどを発表していました。

 

哲学の授業は,4月の1週目に授業が終わりました。コミュニケーションの授業は,3月の4週目に,日本の文化の授業は,4月の2週目に終わります。日本の文化の授業は,最後の授業時にレポート(日本のアニメ映画を一つ選び,それについて,A4を3枚)を提出します。それ以外は,4月末と5月の頭にテストがあります。そのため,4月中は,リヨンに残って勉強しようと思っています。しかし,留学生によっては,授業が終わり次第,すぐに日本に帰らなくてはいけない学生も多く,授業期間内にテストがある学生は,4月中に日本に帰るようです。その他の学生も,5月,6月に日本に帰るようです。

 

4月2日に,リヨン補習校の学習発表会がありました。私がアシスタントをしているクラスも「おむすびころりん」を上手に発表できました。それぞれのクラスが勉強してきた内容を自分たちや日本と結び付けて発表していました。その後,先生方や家族の方々との交流会もありました。子どもたちと親御さんの関係を見る良い機会でした。他に,友人と公園でピクニックや広場で日向ぼっこなどもしました。フランス人は,本当に外が大好きだなあと毎回思います。時間ができたら,友だちと日に当たりながら話をすることが楽しみなのでしょう。ゆったりとした時間がとても心地よいです。

 

最近,毎週木曜日の夜に,言語交流のパーティーに行くようになりました。フランス語と英語の練習や国際交流を楽しむことができます。もちろん,日本語を話したい人とは日本語も話します。リヨンでは,市民や学生が外国語に触れる機会が多いなあと思います。しかし,日本の東京や横浜でも同様なパーティーがあると思います。日本にいても国際交流や外国語を話す機会はたくさんあります。外国語を使いたい方は,留学する前にも,日本で機会を探すと良いと思います。留学生も大学にいますよね。

 

交流パーティーの他にも,河原で友人の誕生日パーティーをしたり,英語音声でフランス語字幕の映画を見たりもしました。日本に帰ることを意識し始めて,就活の準備を始める留学生もいます。私は参加しないのですが,4月16日から,ロンドンで日本人留学生向けのキャリアフォーラムがあります。友人も何人か行くようです。スーツ着用が義務なので,フランスに来る際は準備しておくと良いと思います。

 

写真は、インスタグラムをご覧ください。遡っていただけたら、留学中の写真があります。

https://www.instagram.com/ihcioyr_ebanataw/

フランス留学⑦3月

1月,2月と気温がマイナスの期間が何日かあり,雪も時々降っていました。マイナス8度になる夜もありました。最近は,少し暖かい日が続いていますが,来週ぐらいにまた寒くなるらしいです。1月の3週目ぐらいから,2学期が始まりました。また,1月のバカンス中に旅行に行きました。

 

学部にもよるのですが,哲学の授業は,2週目か3週目から授業が始まりました。フランス語の授業は,3週目の月曜日,フランス文化の授業は,4週目の月曜日から始まりました。フランスの授業の形式については,以前のレポートで説明しましたが,今期は,必修のフランス語とフランス文化に加えて,CM(講義形式)を8つとTD(少数授業)を1つ受講することにしました。授業内容については,ラテン語・コミュニケーション論・医学哲学・アリストテレス形而上学・論理学・政治哲学・サルトルレーニン・日本の文化を受講することにしました。月・火・木は,授業が3つで,水・金は,授業が1つずつです。そのため,宿題や復習にどのように時間を使うかが重要になると思います。

 

1学期同様に,先生が口頭で授業を進めていくのが主流ですが,テキストを使ったり,説明にホワイトボードを使ったりする授業もあります。ただ,インクが薄く,字が見にくいこともよくあります。内容については,フランス語で理解をすることが難しい場合が多いので,電子書籍やインターネットで調べるようにしています。

 

フランス語のクラスも,1学期とは少し変わりました。ヨーロッパから来ている留学生は,半年の留学期間の学生が多いので,自分の国に帰ってしまった学生が多かったです。私のクラスは,アジア系の学生が増えました。授業では,読解の練習を中心に勉強しています。フランス文化の授業も,1学期同様に,名簿順の3グループに分かれて授業を行っています。日本の文化の授業は,日本の映画を見ながら,日本の文化についてや日本の映画の技法などを話し合うようなことをしています。

 

1月のバカンス中に,ベルギーのブリュッセルとイギリスのロンドンに行ってきました。ブリュッセルには,TGV(フランスの新幹線)で片道約4時間で,行きが69ユーロで帰りが59ユーロでした。ブリュッセルは,フランス語と英語とオランダ語?で公共機関の案内が書いてありました。私がアジア系だからだという理由もあると思うのですが,料理屋さんなどで,私がフランス語で話しかけても英語で返ってくることが何回かありました。店主は,フランス語の方が流暢に話しているように見えたのですが。観光客も多く,英語で話している人も多かったです。街並みやいくつかの観光名所に行きました。帰りのTGVが3時間遅れて少しヒヤヒヤしましたが,周りの乗客は,いたって冷静でした。電車が遅れるのは珍しくないようです。

 

ブリュッセルの次の週に,イギリスのロンドンに行きました。 « easy Jet »という,安い飛行機を利用しました。リヨンの空港から,ロンドンのルートン空港に行きました。片道,約1時間40分で,往復で,87,56ユーロでした。ルートン空港からは,バスで近くのホテルまで行きました。ルートンからロンドンの市街に行くには,バスと電車の両方が使えました。私は,電車で行きました。テムズ川沿いを歩きながら,観光名所などをまわりました。オックスフォードにも行きました。大学の博物館は無料で多くの貴重な資料が展示してありました。ロンドンは,とても治安が良かったので,気軽に観光することができました。国や都市によって,客引きの仕方や強引さが違うことがおもしろいと思います。パリやブリュッセルでは,客引きがしつこいなと思ったのですが,ロンドンではあんまり強引さがありませんでした。また,ブリュッセルとロンドンでは,サービス料としてチップを払うので,計算していた金額よりも多く払うことになります。

 

フランスでは,サービス料が込であることが多かったので,チップの文化に注意が必要です。1月は,学期の切り替えの時期なので,半年の留学の学生や去年の1月からの留学生が帰国することが多い時期でもあります。お別れパーティーなどがありました。まあ,毎週パーティーをしているので特別な感じはあまりないのですが,自分の半年を振り返ったり,自分が日本に帰国する時のことを考えたりすることが多かったです。フランス人の友人に将棋のやり方を教えたり,逆にチェスのやり方を教えてもらったりもしました。そのようなボードゲームがそろったバーなどもあります。また,リヨンにボーリング場があるので,ボーリングにも行きました。留学も後半戦に入りました。前半で,経験しなかったことや特に,勉強面に力を入れて頑張りたいと思います。

 

写真が見たい方は、インスタグラムをご覧ください。最近の写真は、あまり関係がないですが、遡っていただくと留学中の写真があります。

https://www.instagram.com/ihcioyr_ebanataw/

フランス留学⑥2月

1月,2月と気温がマイナスの期間が何日かあり,雪も時々降っていました。マイナス8度になる夜もありました。最近は,少し暖かい日が続いていますが,来週ぐらいにまた寒くなるらしいです。1月の3週目ぐらいから,2学期が始まりました。また,1月のバカンス中に旅行に行きました。

 

学部にもよるのですが,哲学の授業は,2週目か3週目から授業が始まりました。フランス語の授業は,3週目の月曜日,フランス文化の授業は,4週目の月曜日から始まりました。フランスの授業の形式については,以前のレポートで説明しましたが,今期は,必修のフランス語とフランス文化に加えて,CM(講義形式)を8つとTD(少数授業)を1つ受講することにしました。授業内容については,ラテン語・コミュニケーション論・医学哲学・アリストテレス形而上学・論理学・政治哲学・サルトルレーニン・日本の文化を受講することにしました。月・火・木は,授業が3つで,水・金は,授業が1つずつです。そのため,宿題や復習にどのように時間を使うかが重要になると思います。

 

1学期同様に,先生が口頭で授業を進めていくのが主流ですが,テキストを使ったり,説明にホワイトボードを使ったりする授業もあります。ただ,インクが薄く,字が見にくいこともよくあります。内容については,フランス語で理解をすることが難しい場合が多いので,電子書籍やインターネットで調べるようにしています。

 

フランス語のクラスも,1学期とは少し変わりました。ヨーロッパから来ている留学生は,半年の留学期間の学生が多いので,自分の国に帰ってしまった学生が多かったです。私のクラスは,アジア系の学生が増えました。授業では,読解の練習を中心に勉強しています。フランス文化の授業も,1学期同様に,名簿順の3グループに分かれて授業を行っています。日本の文化の授業は,日本の映画を見ながら,日本の文化についてや日本の映画の技法などを話し合うようなことをしています。

 

1月のバカンス中に,ベルギーのブリュッセルとイギリスのロンドンに行ってきました。ブリュッセルには,TGV(フランスの新幹線)で片道約4時間で,行きが69ユーロで帰りが59ユーロでした。ブリュッセルは,フランス語と英語とオランダ語?で公共機関の案内が書いてありました。私がアジア系だからだという理由もあると思うのですが,料理屋さんなどで,私がフランス語で話しかけても英語で返ってくることが何回かありました。店主は,フランス語の方が流暢に話しているように見えたのですが。観光客も多く,英語で話している人も多かったです。街並みやいくつかの観光名所に行きました。帰りのTGVが3時間遅れて少しヒヤヒヤしましたが,周りの乗客は,いたって冷静でした。電車が遅れるのは珍しくないようです。

 

ブリュッセルの次の週に,イギリスのロンドンに行きました。 « easy Jet »という,安い飛行機を利用しました。リヨンの空港から,ロンドンのルートン空港に行きました。片道,約1時間40分で,往復で,87,56ユーロでした。ルートン空港からは,バスで近くのホテルまで行きました。ルートンからロンドンの市街に行くには,バスと電車の両方が使えました。私は,電車で行きました。テムズ川沿いを歩きながら,観光名所などをまわりました。オックスフォードにも行きました。大学の博物館は無料で多くの貴重な資料が展示してありました。ロンドンは,とても治安が良かったので,気軽に観光することができました。国や都市によって,客引きの仕方や強引さが違うことがおもしろいと思います。パリやブリュッセルでは,客引きがしつこいなと思ったのですが,ロンドンではあんまり強引さがありませんでした。また,ブリュッセルとロンドンでは,サービス料としてチップを払うので,計算していた金額よりも多く払うことになります。

 

フランスでは,サービス料が込であることが多かったので,チップの文化に注意が必要です。1月は,学期の切り替えの時期なので,半年の留学の学生や去年の1月からの留学生が帰国することが多い時期でもあります。お別れパーティーなどがありました。まあ,毎週パーティーをしているので特別な感じはあまりないのですが,自分の半年を振り返ったり,自分が日本に帰国する時のことを考えたりすることが多かったです。フランス人の友人に将棋のやり方を教えたり,逆にチェスのやり方を教えてもらったりもしました。そのようなボードゲームがそろったバーなどもあります。また,リヨンにボーリング場があるので,ボーリングにも行きました。留学も後半戦に入りました。前半で,経験しなかったことや特に,勉強面に力を入れて頑張りたいと思います。

 

写真が見たい方は、インスタグラムをご覧ください。最近の写真は、あまり関係がないですが、遡っていただくと留学中の写真があります。

https://www.instagram.com/ihcioyr_ebanataw/