クオリアPIインタビュー、心理学と物理学と計測器

今日は、祝日だとさっき知ったのですが、いつもどおりに朝カフェ活をしています。最近は、7時過ぎに起きて、8時くらいから9時半まで、朝カフェ活をしています。今日は、昨日見た動画や考えたことを書きます。

まず、昨日は、私が協力している学術変革A「クオリア構造学」のPIインタヴューを2つYoutubeで見ました。1つ目は、大阪大学の中野さんです。瞬きや顔研究や、研究者になった経緯がとても面白かったです。

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2つ目は、立命館大学の石原さんです。哲学からのクオリアへのアプローチや、純粋経験、西田哲学が、まだまだ難しいですが、少し身近に感じられるようになりました。

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あとは、科学としての心理学や物理学との関係を考えました。キーワードは、計測器なのかなと思います。温度や磁気そのものは、ありそうだけどないものです。温度計や磁気計によって計測し、数値化やイラスト化して、実態がわかります。心理学で扱う心や意識は、構成概念で、この温度や磁気と同じものかもしれません。そして、私たち自身が計測器です。計測器が計測器を考えているから、さらにややこしいのかもしれません。

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以下、少し考えて、友人に送ってみました。

"普通は、同じものを観測・入力しているなら、計測器は同じ出力をするはずだし、違うなら計測器に不備があると思う。
人間は、自分が計測器の一つだとは思っていないから、出力が違うと、他人に計測器としての不備を感じて、それが人間のいざこざなのかもしれないね。
社会や教育は、計測器の入力・出力の調整・修正なのかもしれないね。
生物・人間がおもしろいのは、計測器自体が、過去に計測したものに影響を受けることかな。"

目の前の小さい実験だけじゃなくて、背後にある大きな枠組みを考えたいと思っています。

https://mond.how/ja/watanaberkyoto