今日の進歩を話そう!2023/1/23

2023/1/23

こんにちは。りょういちです。私は日本の京都大学の博士課程に所属して、意識の発達の研究をしています。現在は、訪問研究員としてオーストラリアのモナッシュ大学に滞在しています。このブログでは、私の日々の研究や生活の記録を書いています。構成は3部構造になっており、①研究について、②筋トレについて、③生活・考えたことについて、書いています。

まず、研究についてです。今日は11時半から仕事を始めました。まずは、今日のスケジュールを決めました。午前の2時間は、現在執筆中のプレレジ原稿を2本に取り組みました。1本目は、原稿のアブストを修正して、方法セクションの刺激の視野角を計算して記入しました。視覚実験では、目に入る刺激の大きさは、モニターからの距離によっても変わります。したがって、刺激の大きさはcmやピクセルでは書かずに、視野角dvaで書くことが多いです。だいたい、モニターからの距離が57cmならcmがdvaになるので、57cmや60cmがよく使われます。2本目は、仮説と解析方法の詳細を決めました。仮説を設定するためには、こんな感じになりそうだ、というのを文に直す必要があります。さらにそれが、実験の結果の解析から白黒はっきりできるように設定する必要があります。ビシッとした仮説を立てるのも、わたしにはまだなかなか難しいです。先行研究から導くことができる場合には、仮説検証型にしますし、先行研究が無くて予測ができない場合には、探索型にします。よく仮説が支持されなくて、考察に困ってしまう人がいると聞きますが、そこまで自信満々に仮説通りになるかは、予備実験で確認する必要があると思いますし、対立仮説が支持されなかったとしたらのストーリーも実験前に考えておく必要があると思います。私は、2つの仮説の可能性があるなら、仮説Aが正しいなら結果A’になるし、仮説Bが正しいなら結果B’になると書くようにしています。準備した仮説が支持されなかったら、それは何を意味するかも研究計画のときに考えると良いですね。2本目のプレレジ原稿もだいたい完成しました。お昼の1時間は、新しい実験のデモを3つ準備しました。私は実験を考えるのが好きで、すぐにいろいろ思いつきます。こんなのやったらおもしろいかもしれないと先に実験を思いついて、子どもだったらどんな結果になるか、関連する先行研究にはどんなものがあるか、を考えます。アイデアで終わってしまうこともあるのですが、最近は思いついた実験は簡単に先行研究を調べてプレレジを書くようにしています。午後は、意識研究会の定例会に参加しました。他のメンバーの研究発表を聞いたあとに、すこし雑談をして、私の実験をいくつか共有して、アドバイスをもらいました。私のアイデアはだいぶ粗いので、知覚実験が専門の人にいろいろつっこみを入れてもらう必要があります。まだまだブラッシュアップが必要だよと言われたので、さらに良くなるのが楽しみです。ただし、私の技術の限界はあるので、それ以上は他の研究者にやってもらいところでもあります。夕方に、editageグラントを書き進めました。

つぎに、筋トレについてです。今日も、筋トレはお休みしました。代わりに1/21の筋トレを紹介します。21日のメニューは、バーベルスクワットと懸垂、ディップス、デッドリフトでした。バーベルスクワットは、20kgを10回、60kgを8回、90kgを3回、110kgを1回、をウォーミングアップとして行い、117.5kgを3回3セットをメインセットとして行いました。ボトムからの踏ん張りの際に重心がすこし左に寄りました。懸垂とディップスは、20kgを8回、40kgを3回、60kgを3回2セットやって、補助がぜんぜん機能していなかったので、自重78kgで3回1セット行いました。自重でもセットが組めるようになりました。今後はすこし重りをつけ始めようと思います。デッドリフトは、20kgを10回、60kgを8回、100kgを3回、120kgを1回、をウォーミングアップとして行い、130kgを1回、2回、1回をメインセットとして行いました。右腰の筋膜が引っ張られて熱いような痛みがあり、1回ずつにしました。スクワットの際に、左にちょっと寄ることで、右腰のじん帯か筋肉が引っ張られて痛むのだと思います。身体のバランスにも気をつけようと思います。

最後に、生活と考えたことについてです。今日は、私の研究や筋トレのモチベーションについてすこし紹介します。私は比較的研究を好きな方だし。楽しんでやっていると思います。私は素手頃のけんかが好きです。飾り物なしのガチンコみたいな感じです。研究では、自分の頭がアイデアを生み出せるかを試されるし、筋トレでは、自分の身体が力を生み出せるかを試されます。そういう感じで、自分を試し続けるのが、私の生きている時間を埋め合わせるのに、なんか良いなと思っています。楽しいとか好きとかではないかもしれませんね。

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