博論提出までの道①

博士号取得へ向けて、博論執筆に集中するために、今更ですがツイッターのアカウントを閉じました。しかしながら、やっぱり何か書きたいので、日々の研究記録を書こうと思います。夜の30分間だけ、その日の仕事を振り返ってから帰ろうと思います。

今日ついに、博士論文のファイルを作りました。博士論文の内容は、博士課程で研究してきたことです。主な構成内容は、出版される/された研究論文です。それに加えて、全体序論と全体考察、謝辞と研究業績を追記します。

私の所属機関の場合、査読付き原著論文として出版される/された研究を3つ以上で構成する必要があります。ですので、第1章が全体序論、第2~4章が研究論文、第5章が全体考察となります。

今日は、最近私の所属機関で博論が受理された人のものをダウンロードして、共通している部分を調べました。例えば、全体の構成や目次、謝辞の書き方を確認しました。そのまま、良いところどりをして、謝辞を書いてしまいました。謝辞は普通最後に書くものかもしれませんが、書けることは書いてしまうのが良いと思います。謝辞の内容は、人によってさまざまで、それぞれの指導教員との思い出が書いてあって、おもしろいです。私はまず、形式的な謝辞を書きました。博論の内容を書く合間に、少しずつ思い出を書いていこうと思います。

博士論文が公開されている人と、博論構成と要旨だけが公開されている人がいました。おそらく、研究内容として書いた研究論文が査読中や出版準備中だからだと思います。それらが、出版されてから、博論全文が公開されるのだと思います。査読付き原著論文3本出版済みで3年で課程博士を取得するのは、なかなか難しいです。現実的には、1本出版と1本アクセプト、1本査読中 (アクセプト見込み) で博論を提出して、内容を審査されて、博士号取得の許可を得て、論文が出版され次第、博論も公開されるということもありそうです。最初から3本が間に合わないと諦めずに、ギリギリでも博論をまとめて、提出することが大事だと思います。私はかなりギリギリで、博士号取得が半年遅れるかもしれません。博士号取得が遅れようと、博論が完成していることは重要なので、12月の提出に間に合うようにがんばっています。謝辞を書いて、すでに3本の研究論文は執筆しているので、まずは貼り付けました。日本語訳しながら、全体に合うように整理していきます。

その後に、少し3本目の論文の修正をしました。これもすでに全体は書き終えているので、今週中に修正をして、共同研究者に送りたいと思います。ちなみに1本目は2ラウンド目の査読中で、もうすぐアクセプトになると思います。2本目は、レジレポのステージ1にアクセプトされており、データ取得がもう少しで終わります。半分はアクセプト済みなので、結果と考察を書いて投稿して、2-3回修正をすれば良いんじゃないかと思います。ですので、2本は今年中にアクセプトされるんじゃないかと期待しています。3本目も今年度中に、1度くらい査読後修正して、来年度の前半にはアクセプトされるんじゃないかと思います。本当にギリギリですが、半年遅れだったら、大丈夫そうな気がします。まずは、今年度の博論提出を目指します。

今日の朝は、意識の理論の論文を読みました。意識の区別/定義に関して、①グローバル状態/意識のレベルとローカル状態/意識の内容、②現象か機能か、③ローカル状態の中で、意識体験の違い、と、主要4意識理論についての論文を読んで、改めて意識研究の全体像を自分なりに考えていました。